限定公開( 1 )

山時聡真(20)が23日、東京・新宿バルト9で行われた、菅野美穂(48)とのダブル主演映画「90メートル」(中川駿監督、3月27日公開)完成披露上映会に登壇。オーディションが、実の母との生電話を、中川駿監督(38)に10分くらい聞かれる異様なものだったと明かし「恥ずかしさがあった」と照れ笑いを浮かべた。
「90メートル」は、母親を看病した経験を持つ中川監督が、自らと母を重ね合わせてキャラクターを作り上げ、オリジナルで脚本を手がけた半自伝的映画。山時は母子家庭で育ち、小学生の頃からバスケットボール一筋も、高校2年の時に母の美咲が難病を患ったことでバスケを辞め、世話を優先せざるを得なくなる藤村佑を演じた。わが子を何よりも思いやる美咲を、菅野が演じた。
山時は「本来のオーディションは、芝居するオーディション。今回は母に電話するオーディション。『お母さんに電話して1つ、質問して』と。それを(監督が)10分間でスピーカーで聞いている、異様なオーディション」と振り返った。そして「全然、緊張しなくて…ただ話すだけなので。母と一緒に勝ち取るオーディションだと思った。受かった時、母に『私のおかげだから』と言われた」と続けて、笑った。
中川監督は「山時君が芝居が達者なのは知っていたので、お母さんとどういう関係か? 様子を見たかった。(演じる)佑とマッチするかを確認した」と、オーディションの意味を説明。「(母との会話は)普段通りできたんですけど、内容は普段、聞かないことを。『最近、前より仕事、順調にいっているけど、どう思う?』と聞きました。『うれしいけど、少し寂しい』と。少し恥ずかしさがあった」と明かし、照れ笑いを浮かべた。中川監督は「10分くらい、聞き続ける異様な光景。楽しかった」と言い、笑った。
美咲が利用する介護施設のケアマネジャーケアマネジャー下村香織を演じた西野七瀬(31)、佑の同級生のバスケ部マネジャー松田杏花を演じた南琴奈(19)、佑の同級生でバスケ部の元チームメートの大平翔太を演じた田中偉登(26)も登壇。
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