映画監督として『MIRRORLIAR FILMS Season10』に参加することが決定した柴咲コウ 俳優の柴咲コウが、クリエイター育成・発掘を目的とする短編映画プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season10』(2027年公開予定)に、監督として参加することが発表された。柴咲にとって短編映画の監督は2度目。茨城県下妻市を舞台に、新作短編を撮影する予定だ。
【画像】『MIRRORLIAR FILMS』のプロデューサー、山田孝之、伊藤主税 同プロジェクトは2020年に始動。伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らがプロデュースを手がけ、新たな才能の発掘と育成を掲げてきた。柴咲は2022年公開の「Season2」で『巫.KANNAGI』を監督・出演し、社会の貧困問題と“見えない世界”の交錯を描いた。
今回の新作について柴咲は、「自分にとって2度目の短編映画監督作品をMIRRORLIARで作ることができてとてもうれしく思っております」と喜びをコメント。前作が社会の暗部に焦点を当てた作品だったことを振り返りつつ、「今回は折角なので切り口を思いっきり変化させて、しかしその中でも因果や縁という、自分自身が常に大切にしている感覚を面白く表現してみたい」と、コメントを寄せた。
■下妻開催決定と映画制作からの地域活性化構想「下妻アカデミー」発足を発表
あわせて、舞台となる茨城県下妻市も、『MIRRORLIAR FILMS Season10』を正式に下妻市で開催することを発表。映画制作を一過性のイベントに終わらせるのではなく、地域の底力を引き出し、教育や人材育成、産業振興へとつなげていく構想「下妻アカデミー」の発足も明らかにした。
下妻市と映画といえば、2004年公開の『下妻物語』が広く知られる。同作は地方都市にも豊かな物語と文化が息づいていることを全国に示した好例。公開から22年を経たいま、筑波山のふもとに広がる同市は、田園風景を守りつつ、東京から約60キロ圏内という立地を活かし、通勤・通学者の増加や企業誘致などで発展し続けてきた。
再び映画と向き合うことで、新たなまちの姿を見せるため官民学連携のもと、“映画を呼ぶまち”ではなく、“映画の力が地域に根付くまち”を目指し、シティプロモーションを推進していくとしている。
俳優として第一線を走り続ける柴咲が、映画監督として下妻市を舞台にどのような“縁”の物語を紡ぐのか。下妻市はどのように映画の力を地域に根付かせていくのか。2027年の公開に向け、新たな挑戦が動き出した。