児童文学作家の山中恒さん(遺族提供) 「ボクラ少国民」シリーズなどで知られる児童文学作家の山中恒(やまなか・ひさし)さんが13日午後9時20分、老衰のため神奈川県藤沢市の介護施設で死去した。94歳だった。北海道出身。葬儀は近親者で行った。喪主は次女未穂(みほ)さん。
百貨店勤務を経て本格的な創作活動に入る。戦時下の子どもが軍国少年にされていった過程を描いた「ボクラ少国民」シリーズ、「三人泣きばやし」(産経児童出版文化賞)、「とんでろじいちゃん」(野間児童文芸賞)など多くの作品を発表した。
ガキ大将が主人公の「あばれはっちゃく」はテレビドラマ化され、人気を博した。大林宣彦監督の映画「転校生」「さびしんぼう」の原作者としても知られる。