国旗損壊処罰法案について質疑が行われた衆院内閣委員会=26日午前、国会内 衆院内閣委員会は26日、自民、日本維新の会、国民民主、参政4党が提出した国旗損壊処罰法案を4党とチームみらいなどの賛成多数で可決した。4党は来週の衆院本会議で可決し、参院に送付したい考え。与党が連立政権合意で掲げた法案の一つで、今国会中の成立を目指す。
採決に合わせ、中道改革連合も加わって付帯決議を採択。政府に対し、「国民の萎縮を招かないよう趣旨と内容の周知に努めること」を求めた。
日本の国旗を「人に著しく不快または嫌悪の情を催させる方法」で公然と損壊した場合、2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金を科す。4党は「国旗を大切に思う国民感情の保護」を目的と位置付け、SNSの普及などを踏まえた予防的な立法措置としている。
質疑では、中道の後藤祐一氏が社会に萎縮効果を生まないよう、国旗への書き込みに対する処罰を明確に否定すべきだと主張。自民の塩崎彰久氏は「マジックで書く行為は、例えば汚物で書く行為と比べて『不快』の程度は限定的だ」などとしつつ、最終的には司法が判断すると述べるにとどめた。

衆院内閣委員会で質問する中道改革連合の後藤祐一氏=26日午後、国会内

衆院内閣委員会で中道改革連合の後藤祐一氏の質問に対して答弁する自民の塩崎彰久氏(手前)=26日午後、国会内