海外戦没者、取り違え遺骨を初返還=カザフ、ミャンマーへ6柱―厚労省

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2026年09月23日 19:31  時事通信社

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時事通信社

 厚生労働省は23日までに、先の大戦の日本人戦没者として収集した遺骨のうち、取り違えて持ち帰った外国人の遺骨6柱をカザフスタンとミャンマーに返還したと公表した。同省が取り違えた遺骨を返還するのは初めて。

 同省の遺骨収集事業を巡っては、2019年にロシアでシベリア抑留者と外国人の遺骨を取り違えていたことが発覚。フィリピンでも取り違えが問題になった。

 返還されたのは01年にカザフスタンで収集された2柱と、01、03年にミャンマーで収集された4柱。19年に発覚した取り違え問題を受けて過去に持ち帰った遺骨を鑑定したところ、23、24年に日本人の可能性が低いと判明。今年6、7月に返還した。日本人の遺骨か判然としないため一部を持ち帰っていた2検体については、22年にカザフスタンに返還している。

 同省はロシアでの取り違えについても、返還交渉を同国と進めている。ただウクライナ情勢の影響もあり、停滞しているという。

 19年の取り違えを受け、同省は収集方法の見直しに着手。20年以降は、日本人の可能性が高い遺骨の一部でDNA型鑑定を行い、日本人と判定された後に残りを持ち帰っている。

 ただこの方法では遺骨が長期間海外にとどめ置かれることになる。そのため同省は9月、日本兵の集団埋葬地で発見されるなど日本人の可能性が極めて高い場合に限り、遺骨全体を日本に一度持ち帰りDNA分析を行う対応を試行的に始めた。

 先の大戦では海外などで日本人約240万人が亡くなったとされる。約112万柱の遺骨が今も残されており、同省は29年までを集中実施期間として収集を急いでいる。 

このニュースに関するつぶやき

  • 戦後80年以上経つのにまだ海外に112万柱もの遺骨が放ったらかしにされてるって、日本政府は今まで何やってたんだ?亡くなったらそれで終いか? 酷い話しだな
    • イイネ!1
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