東海や関東甲信などの梅雨明けどうなる? 来週半ばは雨や雷雨に注意 2週間天気

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2025年06月28日 16:42  日本気象協会

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日本気象協会

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昨日27日、九州から近畿は梅雨明けの発表がありましたが、東海や関東甲信、北陸、東北は梅雨明けの発表はありませんでした。7月1日(火)から3日(木)頃は湿った空気が流れ込み、東海や関東甲信から北海道は所々で雨や雷雨になるでしょう。その後は晴れる日が増えて、梅雨明けのタイミングがありそうです。

7月1日〜3日頃は所々で雨 体にこたえる暑さ続く

29日(日)と30日(月)も全国的に強い日差しが照りつけるでしょう。7月1日(火)から3日(木)頃は湿った空気が入りやすく、北海道から東海では所々で雨が降りそうです。近畿から九州も変わりやすい天気で、にわか雨や雷雨に注意が必要です。4日(金)と5日(土)は全国的におおむね晴れるでしょう。

最高気温は全国的に平年より高く、北海道でも真夏日(最高気温30℃以上)の日がありそうです。東北から九州は広く真夏日で、名古屋市や大阪市など所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となるでしょう。体にこたえる危険な暑さです。熱中症に警戒が必要です。

さらなる危険な暑さに警戒

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6日(日)も北海道から九州は強い日差しが照りつけそうです。7日(月)からも晴れる所が多いですが、本州付近では所々でにわか雨や雷雨があるでしょう。沖縄は湿った空気の影響で雨の降る日が多くなりそうです。

厳しい暑さが続き、東北から九州は広く真夏日(最高気温30℃以上)で、関東から九州はあちらこちらで猛暑日(最高気温35℃以上)となるでしょう。大阪市では連日、猛暑日で、8日(火)と9日(水)は37℃と体温超えの暑さとなりそうです。危険な暑さで熱中症リスクが高いでしょう。万全な暑さ対策が必要です。

東海や関東甲信、北陸、東北の梅雨明けは?

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昨日27日、気象庁は「九州南部、九州北部、四国、中国、近畿の各地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。九州北部と四国、中国、近畿は、統計開始以来、最も早い梅雨明けとなりました。

東海や関東甲信、北陸、東北はまだ湿った空気が流れ込んで雨が降る日があることから、梅雨明けの発表はありませんでした。7月1日(火)から3日(木)頃は大気の状態が不安定で、所々で雨が降りそうですが、その後は晴れる日が多く、7月上旬には梅雨明けする予想です。平年より早い梅雨明けとなるでしょう。

南の海上は台風や熱帯低気圧の発生しやすい状況

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ただ、南の海上は台風や熱帯低気圧の発生しやすい状況となっています。日本の気象予測モデルでは今後、台風や熱帯低気圧が発生すると予測するものがあります。

また、上の図のように、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の予想でも日本の南の海上は赤色で示され、7月8日頃にかけて台風や熱帯低気圧が発生する確率が高めと予測されています。

まだはっきりしませんが、今後の動向に注意が必要です。

このニュースに関するつぶやき

  • 東京は雨が少なくなってもう長い。梅雨明けしないで数日に一度とか、毎日スコール程度の雨があると嬉しい。雨降らないのにひどい湿気で高温という夏になって久しい、辛い・・・
    • イイネ!1
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