夏祭りや花火、時期変更相次ぐ=猛暑・大雨のリスク考慮―担当者「人命第一に」

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2026年07月15日 07:31  時事通信社

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祭りのラストを飾る「総おどり」に参加する人たち=5月24日、佐賀市(佐賀城下栄の国まつり振興会提供)
 夏祭りや花火大会を巡り、開催時期の見直しが相次いでいる。真夏の猛暑や大雨のリスクを考慮し安全確保を優先させた結果で、担当者は「夏の風物詩という伝統は大事だが、一番大切なのは人命だ」と話している。

 佐賀市の「佐賀城下栄の国まつり」は例年8月上旬の開催だったが、2024年には熱中症患者が14人出たため、25年から開催時期を約2カ月半前倒しに。55回目となる今年は5月23、24日に開かれ、熱中症を訴える来場者はゼロだった。

 露天商や警備員からは「体への負担が大幅に軽減された」と好評だったという。担当者は「今年の来場者数は約27万8000人で歴代2位。過ごしやすい天候が影響したのでは」と評価する。

 これまで7月下旬に行われてきた東京都足立区の「足立の花火」は、熱中症や天候不良による中止のリスクを考慮して昨年から5月末に変更。従来は十数人が熱中症を訴えていたが、今年は報告がなかったという。

 時期見直しには「夏の風物詩が失われる」との異論もあった。それでも花火大会を主催する足立区観光交流協会事務局長の安田真人さん(53)は「伝統も大事だが、一番大切なのは人命。猛暑の影響で真夏の花火大会は難しくなりつつある」と話す。

 時期を繰り下げたイベントもある。山形県酒田市の「酒田の花火」は24年までは8月開催だったが、会場となる河川敷が大雨で浸水して中止に追い込まれた年もあった。このため市などは昨年から9月中旬に変更。担当者は「近年は暑さに加え、大雨のリスクも高い。今年も無事に開催できれば」と願う。

 7月の祭りとして地元で親しまれてきた千葉県柏市の「柏まつり」は、今年から開催を9月にした。「涼しい時期ではかき氷や飲み物が売れなくなるのでは」という声も出たが、近年の猛暑を受けて変更に踏み切った。

 祭りは9月19、20日に開催する予定。主催する柏商工会議所の山野辺薫さん(57)は「近年の夏の暑さは危険で来場者にも運営側にも負担が大きい」とし、「9月なら暑さが少しは和らぐはず。安全にお祭りを楽しんでもらいたい」と話している。 

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  • 地球環境が極端に変わって来てるからね。人の生活も変えていかないと熱中症で死ぬ。
    • イイネ!9
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