広島、延長戦制し今季最多タイ貯金7 矢野V犠飛、大瀬良は22イニング連続0封

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2024年06月14日 22:54  ベースボールキング

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広島・新井監督 (C) Kyodo News
● 楽天 0 − 1 広島 ○
<1回戦・楽天モバイル>

 広島は交流戦首位・楽天との接戦を制し2試合連続の完封勝ち。貯金は今季最多タイの「7」となった。

 7日のロッテ戦(マツダ)でノーヒットノーランを達成した先発の大瀬良は、前回登板の勢いそのままにこの日も立ち上がりからゼロ行進。初回は二塁打と自身の失策で二死一、三塁のピンチを招いたが、5番・渡邊佳を二ゴロに仕留め無失点スタートを切った。3回は一死から3連打を浴び満塁のピンチを招いたが、後続をピシャリと封じ無失点。4回以降は降板するまで二塁を踏ませず、同じく無失点投球を続ける楽天先発・早川と緊迫した投手戦を演じた。

 打線の援護なく勝利投手の権利は得られなかったものの、7回111球、7安打無失点、5奪三振無四球の力投。これで22イニング連続無失点とし、3登板連続自責点ゼロで、リーグトップの防御率は0.96となった。

 打線は延長10回まで無得点だったものの、11回は先頭で右前打を放った二俣の代走・羽月が三盗を決めたあと、一死三塁で2番・矢野が右犠飛を放ちこれが決勝点。大瀬良のあとを受けたリリーフ陣もゼロを並べ、5番手の森浦が今季初勝利、1点リードの11回をパーフェクトで締めた6番手のハーンは来日初セーブをマークした。

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