今くるよさん追悼特番、16日第2弾、23日第3弾BSよしもとで放送 ブレークきっかけ漫才も

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2024年06月15日 11:54  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

女流先駆的コンビだった今いくよさん(右)今くるよさん(提供:吉本興業)

臓(すい)がんのため、5月27日に亡くなった漫才師、今くるよさんの追悼特番が、BSよしもとで16日と23日に放送される。吉本興業が15日までに、発表した。


16日午後6時放送の「たくさんの“どやさ!”をありがとう 後編」と、23日午後6時放送の「どやさ漫才、永遠(とわ)に…」で、9日放送分からスタートし、追悼特番の第2弾、第3弾になる。


くるよさんは70年、高校ソフトボール部時代からの友人だった今いくよさん(15年死去)と、漫才コンビ「今いくよ・くるよ」を結成。80年代の漫才ブームにのって人気を得て、女流漫才コンビとして先駆的存在だった。


やせ形のいくよさんとは対照的に、ぽっちゃりしたくるよさんは、おなかをポンとたたくしぐさでも親しまれ、両手を顔の前で交互に前後させる「どやさ!」は代名詞的ギャグになった。


81年「上方お笑い大賞」金賞、82年「花王名人大賞」最優秀新人賞、84年「上方漫才大賞」など、数々の賞を受賞し、関西演芸界をけん引。発展に貢献したとして、23年には「第26回上方演芸の殿堂入り」を果たしていた。


16日の「たくさんの“どやさ!”をありがとう 後編」では、9日放送分に続き、桂文珍、ハイヒールら総勢44組60人がメッセージ。23日の「どやさ漫才、永遠(とわ)に…」では、漫才ブームにのるきっかけとなった「花王名人劇場」の漫才シーンなどが放送される。当初は「お嬢さん漫才」とやゆされながらも、地道に腕を磨き、一躍ブレークを果たした転機の漫才や、木村祐一によるインタビュー映像のオンエアも予定されている。

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