タレントのSHELLYが、1日放送の日本テレビ系『上田と女がDEEPに吠える夜』(毎週火曜 後11:59)に出演。「性的同意」について、自身の見解を交えつつ思いを語っていった。
【動画】男性の家に行く=性的同意ではない SHELLYが熱弁「被害に遭った人を苦しめる」 SHELLYは、性的同意について「すべての性的な触れ合いをする時に、必ず毎回取らなければいけない、あなたとこの行為がしたいっていう確認です。なんでかというと、同意っていうと『OKもらえればいいんでしょ』って思う人が多い。『いい?』って聞かれた時に『あぁ…うん』っていう時と『うん!』っていう時との違いです。だから、積極的な同意をとりましょうっていうのが、今の性教育の基準です」と語っていった。
「恥ずかしいけど『うん』なのかな?」との質問が飛ぶと「『嫌よ嫌よ』は嫌よです」ときっぱり。「言葉をみなまで言わずに、雰囲気で伝えるっていうのがうまくできていればトラブルが起きないんですよ。それがうまくできていれば被害者も生まれないし、みんな楽しんでいるんですけど、被害者がとにかく多いんです。加害者にならないために理解をちゃんと。どんな関係性においても、毎回お互いが、前向きに行為がしたいか確認しようねっていう。後でいろいろ言われてもっておっしゃる方がいるんですけど、後でいろいろ言われるかもっていう人は、確実に言葉で確認した方がいいと思います」と言葉に力を込めた。
「男性の自宅に行く=性的行為がOK?」との認識について、男女の間での違いが話題となり、上田晋也が被害に遭わないために「男性側がこう思っているということを、女性も認識していた方がいいのではないかと提案すると、SHELLYが「『女の子もそう思っていてね』っていうメッセージが、被害に遭った人たちをすごく苦しめるんですよ。家に行ったあなたが悪いっていうことにもつながるので。これ以上、被害者を増やさないために、加害者にならないことが必要なんです。全員が同じ認識で、家に来たっていうことはSEXできるっていうことじゃないよっていうことを、全員に伝えるべき」と指摘した。
さらに「2人が素っ裸になって、ラブホテルの中で、さぁっていう状況でも、やっぱりごめん、やめてってなった時に、OK!じゃあ終わりっていうのが性的同意だと思う。どのタイミングでもストップをかけたら、必ずストップしなきゃいけない。それ以上進めたら、それは性暴力なんですよ」と力説。「性的同意を取る時に、強引に手をつないじゃった、キスしちゃったっていうことがあると思うんです。いけると思ったら違ったっていう時に大事なのは、ごめん!間違えちゃったって、傷つけちゃった?っていう気持ちを持つ。逆ギレは絶対ダメ。断られるかもしれないって想像することが大事」と呼びかけていた。