限定公開( 12 )
もうすぐバレンタインデーですね。みなさんはどんな予定がありますか?
日本では、パートナーがいなくても義理チョコを男性に渡しますよね。そのため、ロマンチックな予定がなくても、バレンタインデー前に少し忙しくなります。
しかし、これはあくまで日本の事情。海外のバレンタインデーも気になりませんか? そこで今回は、アメリカ在住の筆者がアメリカのバレンタインデー事情をご紹介します。
■アメリカのバレンタインデーはこんなに違う!
まずは、日本とアメリカのバレンタインデーの違いから。
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(1)アメリカでは男性がプレゼントする!
日本では、女性が男性にチョコレートを渡しますよね。アメリカではその反対です。男性が女性にチョコレートを渡します。
アメリカ人男性は、バレンタインデーの前に好きな女性またはパートナーのためにレストランなどを予約しておきます。チョコレートだけでなく、風船やバラの花、ぬいぐるみ、ジュエリーなどを女性にプレゼントします。
日本では義理チョコ、本命チョコがありますが、アメリカでは義理チョコという感覚はほとんどありません。好きでもない女性に何かを渡すことはないです。
(2)学校行事でプレゼント交換できる
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また、アメリカの学校行事で、花やチョコレートを男女関係なくプレゼント交換をします。筆者の通っていたアメリカの高校では、学校で花やチョコレートを購入すれば寄付金になるシステムになっていました。
(3)アメリカにホワイトデーはない!
そして日本では、3月14日のホワイトデーには男性が女性にプレゼント返ししますよね。しかしアメリカはホワイトデーという日自体、存在しません。ホワイトデーと言ってもアメリカ人は「何それ?」となります。
(4)日本人女性の行動に驚愕!
アメリカの『abcニュース』では2013年、日本とアメリカのバレンタインデーの違いが放送されました。
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日本ではチョコレートがトッピングされたラーメンが販売される、自分の顔型チョコレートを作ろうとする女性もいる、ということをニュースキャスターが驚きながら報道していました。
ちょっと極端な例を挙げすぎているような気もしますが、アメリカ人にとってはバレンタインデーに女性が男性に何かをするということは衝撃なのです。
(5)なんと平均1万3,000円も使う!
また、バレンタインデーに使うお金も違います。『プランタン銀座』によると、本命の人には平均で35ドル(日本円で約3,500円)出費だそうです。
ちなみに、義理チョコの出費の平均額は100ドル(日本円で約1万円)で、自分へのチョコの出費の平均額は30ドル(日本円で約3,000円)だそうです。
義理チョコの出費の平均額が高い理由は、会社の上司や友達などにたくさんのチョコレートを配らないといけないからですね。
アメリカのバレンタインデーの平均出費額はいくらだと思いますか? なんと『CNNニュース』では、130.97ドル(日本円で約1万3,000円)だそうです! 日本の約3.7倍! 本気度が違いますね。
■車社会のアメリカでは●●でもグッズ販売中!
ちなみに日本でもアメリカでも、スーパーやデパートなど至る場所でバレンタインデーのチョコレートが購入できますよね。アメリカでは、ちょっと変わった場所でもバレンタインデーグッズが売られています。
それはガソリンスタンド! さすが車社会のアメリカですよね。ガソリンスタンドにお店を広げている人をよく見かけます。
チョコレートだけでなく、ぬいぐるみやお花も売られているんです。ガソリンを入れながら、バレンタインデーのプレゼントを購入できるのは楽ですね……。
いかがでしたか?
アメリカ人男性はバレンタインデーをロマンチックにしたいという人が多く、プレゼントだけでなく食事に女性を誘ったり、中にはバレンタインデーにプロポーズをしたりする人もいます。
もちろん、中にはバレンタインデーを祝わないアメリカ人もいますが、女性なら誰でもロマンチックなバレンタインデーに憧れますよね。それでは、よいバレンタインデーを!
【参考】
※ Japan’s Sweet Twist on Valentine’s Day − ABC News
※ Valentine’s Day, by the numbers − CNN.com
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