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アイドル戦国時代と評されるような国内アイドルの活況や、One Directionのような優れた男性グループの台頭、また、日本でも本格的なブレイクが予想されるマイリー・サイラスといったアーティストの活躍によって、いわゆる「洋楽アイドルシーン」にも今年、熱い注目が集まろうとしている。
そこで「洋楽地下系アイドル」とでもいうべき、まだあまり日本では知られていないが、2014年アイドルファンも洋楽ファンも注目すべき「美人・美少女アーティスト」達をご紹介したい。
・ウクライナ出身の双子シンガー「Bloom Twins」
まず一組目は、『VOGUE』などのハイファッション誌でモデルとして活躍しているフォトジェニックな姉妹ユニット「Bloom Twins」。80年代のニューウェイブから最新ゴシックスタイルまでを消化した、オリジナリティ溢れる“ドリームポップ感”に目を奪われる。まだCDなどのフィジカル作品はリリースしていない彼女たちだが、公式FACEBOOKページによると、最新作はThe VERVEのリチャード・アシュクロフトと制作中とのこと。洋楽ファンにとっても注目の存在だ。
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・最先端ゴシックアーティスト「スカイ・フェレイラ」
ロック系のアーティストとして知られるスカイ・フェレイラだが、じつは子役系のU-15アイドルからキャリアをスタートさせている。そして紆余曲折の末、名曲「EVERYTHING IS EMBARRASSING」にて自らのスタイルを確立。映画『クリスチーネF』の世界のように、女性ならではの倦怠感と焦燥を歌う姿が印象的だ。1stアルバム『NIGHT TIME MY TIME』では、ジャケットで自らのヌード姿も披露している。性的な妄想をストレートに吐き出したような楽曲もあり、新鮮な驚きを覚えるというリスナーも少なくないだろう。
・クラウドファンディングを駆使するゲリラ系ユニット「PRETTY LITTLE DEMONS」
PRETTY LITTLE DEMONSは、13歳と11歳の女の子2人組によるThe White Stripesばりのギター&ドラムユニット。2人はクラウドファンディング(ネット上で財源の提供や協力を募るサービス)を駆使しており、その演奏に魅せられた俳優のライアン・ゴズリングが支援を表明するなど、徐々に注目を集めてきている。MVももちろん魅力的だが、アイドルファンとしてはファンディングを募るキャンペーンムービーにも注目したいところ。付け髭を装着してのコントがなんとも微笑ましい。
・ジョン・レノンの息子と共にサイケデリックフォークを鳴らすオルタナ系「ケンプ・ミュール」
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メイベリンやスワロフスキーの広告に登場し一躍スーパーモデルへと上り詰め、恋人でもあるジョン・レノンの息子のショーン・レノンと共にサイケデリックフォーク系バンド「The Ghost of a Saber Tooth Tiger」を、さらに女性二人のディオグループ「Kemp and Eden」としても、その才能と美貌をいかんなく発揮している才女。彼女もテリー・リチャードソンやグレッグ・カデルといった有名カメラマンの作品では、いかんなくヌードも披露しており、2014年には本格的な音楽活動の再開が待たれるところ。
国内のアイドルシーンでは飽き足らないというファンにとって、洋楽シーンはまさに“ブルーオーシャン”。筆者のようなアイドルファンには「アイドル」として、そしてマニアックな洋楽ファンの方々には「美形アーティスト」として、さらに多くの人々に聴かれるであろう彼女達の2014年の活躍に注目したい。(ターボ向後)
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