嵐が『24時間テレビ』で伝えてきた素直な思い “手紙の朗読”からグループの軌跡を辿る

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2017年08月26日 07:02  リアルサウンド

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 今年で第40回を迎える『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が、本日8月26日よる6時30分からオンエアされる。メインパーソナリティーは櫻井翔(嵐)、亀梨和也(KAT-TUN)、小山慶一郎(NEWS)の3名。ジャニーズきっての名MCたちがグループの垣根を越えて集結するとあって、大いに番組を盛り上げることになるだろう。今年のテーマは「告白〜勇気を出して伝えよう〜」。オフィシャルサイトによると、様々な困難に立ち向かい、その思いを勇気をもって伝える人たちにスポットをあて、明日への希望と勇気を届けていくのだという。


(関連:嵐 櫻井&NEWS 小山&KAT-TUN 亀梨の『24時間テレビ』メインパーソナリティーが意味するもの


 活動キャリアと『24時間テレビ』での経験値から考えると、櫻井が3名の中でもリードを取っていくことになるだろう。櫻井が『24時間テレビ』のメインパーソナリティーを務めるのは、2013年の放送以来4年ぶりのこと。嵐としては4回この大役を果たしている。人々の思いを届けるための手助けをするのはもちろんのこと、自分たちの思いを伝える場としても、嵐にとって『24時間テレビ』は特別な場として機能してきた。


 嵐がメインパーソナリティーを務める年に恒例となっていたのが、メンバーからの手紙の朗読だ。初となった2004年には、サプライズで相葉雅紀からメンバー4人への手紙の朗読が行われた。デビューしてまもなく肺気胸で入院した当時の心境や、メンバーへの日頃の感謝を涙ながらに伝えた相葉。大野智はじめメンバーたちは涙を流しながら、真摯に相葉の言葉に耳を傾けていた。同年のテーマは「あなたの夢はみんなの夢」。最後に相葉が告げた「俺らがいつも口を揃えて言ってる『トップになりたい』っていう夢、絶対叶えよ。嵐で良かった」という言葉が特に印象深く残っている。


 それから4年後の2008年、嵐が2度目にメインパーソナリティーを務めたこの年のテーマは「誓い〜一番大切な約束〜」。4年前の相葉に続き、二宮和也が4人に対し、ストレートでピュアなメッセージを読み上げた。相葉が手紙に綴った“トップになる”という夢・約束を果たすため、4年間メンバーでがむしゃらに走ってきたこと、二宮は真剣に仕事に取り組むメンバーの姿に感動していたことなどを明かした。そして、一人一人にメッセージを伝えながら、このメンバーではないとここまでこれなかった、「出会えてよかった」と続け、嵐を支えるすべての人に対して、「6人目の嵐のみなさん、大好きです。感謝しています。ありがとう」との言葉を贈った。この“6人目の嵐”のフレーズは、今もなおファンの間で語り草となっている。


 そして、3回目のメインパーソナリティーを務めた2012年のテーマは「未来」。この年はメンバーそれぞれが未来の自分にむけて手紙を読み上げた。夢を一つずつ叶え、個人としてもグループとしても大きな飛躍を見せたメンバーたちだけあって、手紙の内容にもどこか自信と余裕のようなものを感じることができた。一番最後に手紙を読み上げた大野がグループを代表して未来の嵐に優しく語りかける。「どんな時でも笑っていよう。何があっても5人で乗り越えよう。そして、この先の未来もずっと5人でいよう」。嵐は今もなおその姿勢を崩すことはない。この事実こそが、ファンにとってこの上ない喜びである。


 今回の『24時間テレビ』では、櫻井のメインパーソナリティー出演のほか、昨年に続き、メンバー全員出演の『嵐にしやがれ』の生放送が予定されている。『24時間テレビ』で素直な思いを伝えることを大切にしてきた嵐だが、今年の放送でもなにかを“告白”してくれるのか。放送にて確認したいと思う。(竹上尋子)


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  • 他局は特番だらけ、明らかに意識している、NHKやテレビ東京でさえもだ。テレビ番組表を見てびっくりした。裏番組の方が面白そう。
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