WTCCマカオ:メインレースはハフがポール・トゥ・ウイン。ミケリスが2位

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2017年11月19日 13:22  AUTOSPORT web

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WTCCマカオのメインレースを制し喜ぶロブ・ハフ
WTCC世界ツーリングカー選手権は11月19日、マカオのギア・サーキットメインレースが行われ、ポールポジションからスタートしたロブ・ハフ(シトロエンC-エリーゼWTCC)が優勝。2位はノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)、3位にトム・チルトン(シトロエンC-エリーゼWTCC)が入った。

 前日のオープニングレースでは、レース終盤にノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)のクラッシュによる赤旗終了となったマカオグランプリ・ギアレース。明けた11月19日は前日夜から雨が降り、ウエットコンディションに。10時45分のフォーメーションラップ開始時は雨は小康状態だったものの、全車がウエットタイヤでセーフティカースタートに向かっていった。

 レースは3周目にセーフティカーが退去し戦いの火ぶたが切られるが、リスボア・ベンドの攻防ではポールポジションスタートのハフが首位をキープ。ミケリス、トム・チルトンと続く。

 トップのハフはオープニングレースでクラッシュしたため、マシンを修復してのレースとなったが、グリルが外れかかることを除いては盤石のレースを展開していく。一方、2番手争いはミケリス、チルトン、そしてエステバン・グエリエリ(ホンダ・シビックWTCC)の争いになるが、9周目の1コーナーでチルトンがミケリスのインを狙うも抜けず、逆に加速が鈍ったところをグエリエリがパス。終盤、3位をかけグエリエリとチルトンの戦いとなった。

 レースも残り2周ともなると、雨はほぼ止み、レコードラインはうっすらと乾きはじめる。それによりふたたびミケリス、グエリエリ、チルトンのバトルが展開されるが、グエリエリがファイナルラップにわずかにコントロールを失い、最後はミケリスが2位、チルトンが3位となった。

 オープニングレースで初の3位表彰台を獲得した道上龍(ホンダ・シビックWTCC)だが、この日は1周目に11番手にポジションダウン。また、終盤にも遅れ15位でチェッカーを受けた。

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