息子への注射の対応に激怒した母親、妊娠中の看護師の腹部を蹴る(中国)<動画あり>

20

2017年12月20日 20:03  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

看護師を暴行した母親(右)(画像は『NextShark 2017年12月11日付「Chinese Official Fired After His Wife Kicks Pregnant Nurse in the Stomach」』のスクリーンショット)
いくら口論の末であろうと妊婦のお腹を蹴るなどもってのほかである。このほど中国の病院で4歳の息子を連れた女が、対応した妊娠中の看護師のお腹を蹴り、流産の危険に晒した。『South China Morning Post』『The Star Online』などが伝えている。

【この記事の動画を見る】

今月8日、湖北省の通山県にある病院で4歳男児の母親が対応した看護師に腹を立てて文句を言い始め、挙句の果てに口論となり両者は掴み合いの喧嘩となった。その騒ぎに気付いた人が動画を撮影して投稿、ネット上で拡散した。動画には殺気立った母親が、周りの制止にも構わず大声で怒鳴りながら看護師の髪を引っ張っているようにも見える。

そして最後には、看護師が自分の腹部を押さえて泣き叫びながらしゃがみ込む様子が映っている。この38歳の看護師は妊娠6週に入っており、口論の末に女に突き飛ばされて床に倒れた際、腹部を蹴られたという。

看護師は男児に注射を打つ際、腕を動かすのを止めるように伝えたが、母親が不機嫌になっているように見えたと明かしている。注射の痛みで男児が叫び始めた後に、母親と口論が始まったもようだ。腹部を蹴られた看護師は出血し、流産する恐れがあったため入院を余儀なくされたそうだ。

なお通山県は10日、同地区の都市管理チーム(城管)の局長を務めていた女の夫を解雇したと発表した。夫の名前はXu Liangluと伝えられており、病院内の問題に直接関わってはいなかったが、解雇された理由は不明のままだ。

このたび問題を起こした母親の名前は報じられていないが、SNSユーザーによって特定されており、警察の捜査が入るとみられている。



画像は『NextShark 2017年12月11日付「Chinese Official Fired After His Wife Kicks Pregnant Nurse in the Stomach」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

このニュースに関するつぶやき

  • 「この民族の著しい特徴は,彼らが凡そ精神に属する事柄に,すなわち自由な人倫とか,道徳とか,心情とか内的な宗教とかに欠けている」(G・W・F・ヘーゲル「歴史哲学」岩波文庫)
    • イイネ!7
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(15件)

前日のランキングへ

ニュース設定