双子兄弟が双子姉妹にWプロポーズ　結婚式も4人で一緒に（米）＜動画あり＞

一卵性双生児は外見だけでなく心も繋がっているとよく言われるが、将来の伴侶に対しても同じ思いを抱いていたようだ。このほどアメリカから双子の男性が、恋人である双子の女性にダブル・プロポーズをしたという。『Inside Edition』『The Sun』など複数メディアが伝えている。

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テネシー州に暮らす双子の兄弟ジョッシュ・サライヤーズさんとジェレミーさん（34歳）は、昨年8月にオハイオ州ツインズバーグにある「Twins Days Festival（ツイン・フェスティバル）」で、同じく双子のブリタニー・ディーンさんとブリアーナさん（31歳）姉妹に出会った。

弁護士事務所で働くディーンさん姉妹は、初めてサライヤーズさん兄弟に会った時のことをこのように振り返っている。

「遠くから見ても一番ハンサムな2人だわって思ったんです。出会った瞬間はなんだか魔法がかかったようになって、映画のスローモーションのようでした。ソウルメイトという言葉を私たちは信じていますが、彼らに出会った時はまさしくその言葉通りすぐに繋がりを感じました。」

一方、製造業界で共に働くジョッシュさんとジェレミーさんもこのように話している。

「彼女たち2人は僕たちにとても似ていると感じました。結婚するなら相手も双子の女性だろうなという思いは常にありました。」

やがてジョッシュさんはブリタニーさんと、ジェレミーさんはブリアーナさんと交際を始め、数か月間デートを重ねながら絆を深めていった。そして今年2月2日、ジョッシュさんとジェレミーさんは、サプライズ・プロポーズの場所をバージニア州のツイン・レイクスに決め、何も知らないブリタニーさんとブリアーナさんを連れて行った。

ブリタニーさんとブリアーナさんは、ツイン・レイクスの宣伝のために双子としてジョッシュさんやジェレミーさん同様、コマーシャル撮影に呼ばれたものと信じていた。姉妹2人はお揃いのコバルトブルーのロングドレスを着て、兄弟2人はお揃いのスーツとネクタイを身につけ、撮影スタッフと称するメンバーと場所を移動しながらいくつかの景色を背景にポーズを取っていた。しかし実はこの撮影クルー、双子兄弟のサプライズ計画を知っていた米メディア『Inside Edition』のスタッフメンバーだった。

何も知らないブリタニーさんとブリアーナさんは、最後の撮影となる暖炉のあるパビリオンへと向かった。そして室内に入った時、ロマンチックにバラの花びらが敷かれキャンドルが飾られてあることに気付いた。すると突然、ジョッシュさんとジェレミーさんの2人がそれぞれ姉妹の前に跪いてお揃いの指輪を差し出し、ダブル・プロポーズをした。

このサプライズにブリタニーさんとブリアーナさんは口を手で押さえ、しばらくは言葉も出なかったようだが、さすが双子の姉妹。完璧に同じタイミングで「イエス！」と発してジョッシュさんとジェレミーさんを喜ばせた。

同時婚約をした2組の双子のカップルはその後、密かに駆けつけていた双方の家族からも祝福を受けた。双子カップルは今年の8月、昨年と同じ場所で開催される「ツイン・フェスティバル」で挙式を予定しているという。このニュースを知った人からは、「互いに似すぎてて困惑するほどそっくりだね」「同時結婚は良しとしても同時離婚なんてことにならなきゃいいが」「双子と双子が結婚なんてすごい巡り合わせ。お幸せに！」などといった声があがっている。



画像は『Inside Edition　2018年2月14日付「Double Proposal! Identical Twin Brothers Pop the Question to Identical Twin Sisters」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　エリス鈴子）