村上隆による初公開作品も、フォンダシオン ルイ・ヴィトンで現代アートの展覧会が開催

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2018年04月19日 16:32  Fashionsnap.com

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Takashi Murakami, The Octopus Eats Its Own leg, 2017 © 2017 Takashi MurakamiKaikai Kiki Co., Ltd. All rights Reserved Courtesy Perrotin
村上隆を含む約30人のアーティストの作品を集めた展覧会「IN TUNE WITH THE WORLD」が、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)でスタートした。会期は8月27日まで。

 同展では「宇宙の中での人間の居場所や、彼らを取り巻く環境、世界との関係性」をテーマに、村上隆やアルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti)、アンリ・マティス(Henri Matisse)、ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)、ピエール・ユイグ(Pierre Huyghe)、イヴ・クライン(Yves Klein)などのアーティストによる現代アート作品を展示している。
 会場は村上隆に焦点を当てたフロアと、28人のアーティストを紹介するフロア「Man in the Living Universe」から構成。村上隆の作品では、オリジナルキャラクター「DOB」や初公開のフレスコ画「The Octopus Eats its Own Leg(=タコが己の足を食う)」、日本の文化「カワイイ」をコンセプトに制作した彫刻やポスター、花を描いた作品、漫画からインスピレーションを得たアニメ映画などが展示されている。
 「Man in the Living Universe」では「人間による自然の開発」「人間の支配」「様々なフォルムの身体」の3つをテーマに、多様な国籍や世代のアーティストたちによる作品を展示。絵画やインスタレーション作品、映画、3D動画、彫刻などが展開されているほか、建物の外ではマーク・レッキー(Mark Leckey)による巨大な「Felix the cat」が設置されている。
■「IN TUNE WITH THE WORLD」会期:2018年4月11日(水)〜8月27日(月)会場:Fondation Louis Vuitton(8, avenue du Mahatma Gandhi, Bois de Boulogne, 75116 Paris)開廊時間:月・水・木 12:00-19:00/金 12:00-21:00O/土・日 11:00-20:00/火曜日は休廊電話番号:+ 33 (0)1 40 69 96 00詳細
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