明治安田生命J1リーグ第11節が28日に行われ、浦和レッズと湘南ベルマーレが対戦した。
先に試合を動かしたのは湘南だった。30分、山根視来のスルーパスに抜け出したミキッチがグラウンダーのクロスを送ると、走り込んできた石川俊輝が合わせて先制点をものにした。
後半に入ると浦和が反撃に出る。63分、柏木陽介のCKがこぼれると、交代で入ったアンドリュー・ナバウトがミドルシュートを放つも、ゴールとはならず。直後の66分、左サイドでナバウトが崩し、槙野智章が左からクロスを送った。しかし、味方にはわずかに合わず点差を縮めることはできない。
さらに72分、クロスのこぼれ球を柏木が落としたところに、槙野がミドルシュートを放ったがネットを揺らせない。その後も再三チャンスを作ったが湘南ゴールが遠い。
試合はこのまま終了し、湘南が浦和相手にリーグ戦で約21年ぶりとなる勝利を挙げ、2連勝を達成。一方、オズワルド・オリヴェイラ新監督を迎えた浦和の初勝利は、次回以降に持ち越されることになった。。
【スコア】
浦和レッズ 0−1 湘南ベルマーレ
【得点者】
0−1 30分 石川俊輝(湘南)