Little Glee Monster、海外でも注目されるグループへ ABBAメンバーも絶賛の進化続ける歌唱力

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2018年07月20日 10:42  リアルサウンド

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 昨年に引き続き躍進を続けるLittle Glee Monster(通称:リトグリ)。自身初のアリーナツアー開催やMTVの伝統番組『MTV Unplugged』に史上最年少での出演。さらに、海外プロモーターのオファーによりアジアツアーを開催、本格的に海外進出も果たした。そんな2018年の活動からは、リトグリが日本のみならず海外でも注目を集める存在になりつつあることが伺える。


(関連:Little Glee Monster、『世界はあなたに笑いかけている』MV


 彼女たちが躍進する大きな理由の一つとして、夢にむかって挑み続ける貪欲な姿勢が挙げられる。1stシングル曲「放課後ハイファイブ」でのリトグリは、しゃくりを効かせたソウルフルな歌声や、音域を自由自在にコントロールするスキルの高さで、中高生と思えない歌唱力を発揮して注目を集めた。しかし、彼女たちは自分たちの現状に甘んじることなく常に高みを目指す。2016年に日本武道館単独公演を成功させ、2020年までに20の夢を実現することを目指すプロジェクト『DREAM20』を始動させる。YouTubeの「Little Glee Monsterチャンネル」登録を20万人、再生回数1億回突破、ワールドツアー開催、海外フェスや海外アーティストとの共演など、簡単とはいえない夢を掲げ、それらを達成するためにスキルを磨いていった。


 さらに、リトグリはレベルの高い楽曲にも常に挑戦し続けている。彼女たちらしい明るくパワフルなものだけでなく、16ビートのファンキーな楽曲「私らしく生きてみたい」から平原綾香「Jupiter」、中島みゆき「糸」といった人情の機微に触れた楽曲のカバーにもチャレンジ。持ち前のハーモニーに磨きをかけながらも、リズム感や表現力をも身につけていった。


 そんなリトグリの最新曲は、2018年コカ・コーライメージソング「世界はあなたに笑いかけている」。前向きなポップソングでありながら社会の生きづらさや苦悩も捉えた楽曲となっており、エネルギッシュで包容力ある歌声を聴かせている。さらに曲中では緩急あるリズムを乗りこなしたフロウも披露しており、近年リトグリが身につけてきたスキルが遺憾なく発揮されている。


 最近では映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』ワールドプレミアで、ABBAのベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルバースの前で「Dancing Queen」をアカペラで披露し、彼らにも歌唱力を絶賛されたというリトグリ(参考:https://natalie.mu/music/news/291495)。今や国内での人気を確固たるものにした彼女たちは、海外でも支持される実力派アーティストへの階段を上っている。(北村奈都樹)


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