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マインドフルネスの効果
ミナス・ジェライス連邦大学(ブラジル)の研究チームは、「The Stress and Health」にて、不妊女性がマインドフルネスを行うことにより、ストレス、気持ちの落ち込みが軽減し、生殖能力が改善すると発表した。
不妊女性は、不妊に伴う慢性的ストレス、否定的感情や精神的落ち込みが大きく、ストレスにより不妊状態が悪化することが少なくない。マインドフルネスでは、瞑想などを通して自分の精神・身体状態と向き合い、否定的な感情・物事に対処する力を育む。
不妊女性とマインドフルネスにおける関係性
研究チームは、不妊女性62人(18〜50歳、平均年齢37歳)を対象に、8週間のマインドフルネスに基づくプログラムを受け、瞑想、リラクゼーション、イメージ療法などを行った。
慢性的ストレス度合いを評価したところ、マインドフルネス実施前におけるストレス値の中央値は6ポイントであったが、実施後は2ポイントまで下がった。また、マインドフルネスにより、落ち込み、不安など否定的感情が軽減し、精神状態に改善が認められた。
研究チームは、短期的マインドフルネスが不妊女性に対して有益であると結論付けている。
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(画像はPixabayより)
EurekAlert!
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