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ヒップは大きな筋肉から成り立っているので、ダイナミックな筋トレが効果的です。
とはいえ、大きな動きのエクササイズは広い場所でやる必要があり、運動習慣がない人にはややハードルが高く、継続できないことも多いのではないでしょうか。
日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、きれいなヒップラインをつくる、座った状態で行うエクササイズ
をご紹介します。
■「きれいなヒップライン」をつくる座り方
![股関節・骨盤・肩が1直線になっている。つま先とひざは同一方向にし、ひざの下にかかとがくるようにする。](https://tsuyaplus.jp/wp-content/uploads/2018/09/IMG_89011-300x2151.jpg)
実は、骨盤のバランスが崩れやすいのは、イスに座っているとき
だということをご存知ですか?
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座っている時は、座面に接している骨盤にダイレクトに上半身の体重がかかります。座り方が悪いと、上半身の重みが骨盤にかかり、負担をかけます。
イスに座っている時の状態を確認してみましょう。
骨盤に負担をかける座り方
・腰をそらした座り方 ・猫背での座り姿勢 ・足を組む ・足を開く ・横すわり
おすすめ!骨盤に負担をかけない座り方
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上記の座り方を極力さけたうえで、次にご紹介する2つのポイントを意識した座り方を心がけましょう。
ポイント1
股関節・骨盤・肩が一直線になっている。
ポイント2
つま先とひざは同一方向にし、ひざの下にかかとがくるようにする。
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■イスに座ったままできる「お尻歩きエクササイズ」
上記でご紹介した座り方で行います。
![足を腰幅に開き、イスに浅く腰かけます。腕は、90度にします](https://tsuyaplus.jp/wp-content/uploads/2018/09/unspecified2-e1538383463403-193x300.jpg)
(1)足を腰幅に開き、イスに浅く腰かけます。ひじは、90度に曲げます。
![ヒップを片方ずつ交互にあげます。連続でリズミカルに30回行いましょう](https://tsuyaplus.jp/wp-content/uploads/2018/10/unspecified-1-e1538475379678-193x300.jpg)
(2)腕を振りながらヒップを片方ずつ交互にあげます。連続でリズミカルに30回行いましょう。
腕を振ることで骨盤と肩甲骨が連動し、ヒップの筋肉が動きやすくなります。腰をひねるのではなく、ヒップを座面から持ち上げるイメージ
で行います。
ご紹介したエクササイズは小さな動きですがインナーマッスルを使うので、ヒップを構成する筋肉の土台をつくってくれますよ。しっかりした土台に筋肉をのせていくことで、美しいヒップラインができあがります。ぜひお試しください。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子 10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)