『十二人の死にたい子どもたち』秋川莉胡の正体は橋本環奈! 葛藤を抱える人気女優という役柄に

0

2018年12月23日 16:12  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

写真

 橋本環奈が、2019年1月25日公開の映画『十二人の死にたい子どもたち』に出演していることが明らかになった。


参考:伊藤健太郎&橋本環奈の“バカップル劇場”が大反響! 『今日から俺は!!』の恋模様を振り返る


 『天地明察』『マルドゥック・スクランブル』の冲方丁の自身初となる現代サスペンスを実写化する本作は、集団安楽死を求めて集まった12人の若者たちの前に、死体となった“13人目”が現れたことから起きる極限状態を描いた物語。杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜の若手オールスターキャスト5人と、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』や『SPEC』シリーズで数々の若手俳優を発掘し続けてきた堤幸彦監督にオーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗の6人が出演している。


 キャスト発表がされてもなお、ポスタービジュアルでは、マスクと深めに被ったニットで顔が見えない12人目のキャストの名は“秋川莉胡”となっており、彼女は一体誰なのか憶測が飛んでいたが、今回、橋本が“秋川莉胡”こと4番リョウコを演じていることが明らかとなった。


 橋本が演じるリョウコは、自らを“大人たちに作られた虚像”であると信じ、葛藤を抱える人気女優という役柄。劇中では自らを「作られた人間よ! 大勢の大人が時間とお金をかけて作った商品よ!」という衝撃的な台詞も発する。近年、『銀魂』シリーズなどで今までのイメージを大きく覆し、コメディエンヌとしても才能を開花させた橋本だが、今回は笑顔を封印し、シリアスかつ鬼気迫る演技に挑む。


【橋本環奈 コメント】
■発表までの心境
緊張しました。逆にここで私だって発表されてがっかりされたら辛いし……、いろいろ考えました。こういう出し方をしたことによって、「4番誰??」っていうことで、SNSでも盛り上がっていただいたみたいで、それがすごくうれしくて。


■台本を読んだ印象
4番のリョウコの役は、大人に囲まれて、言われるままっていうのが、わかるようでわからないというか。映画の中では、やっぱり女優っていうお仕事であったりとか、“秋川莉胡”としての見せ方として、やっぱり“秋川莉胡”のイメージが先行しちゃうっていうのもあると思うので、そういった悩みであったりをリョウコ自身は抱えていたんだろうなっていうことを深く考えてみたときに、全然自分にはない感覚が生まれてきた気がします。


■シリアスな役を演じるにあたって
素を出さないことですかね(笑)っていうのも違うんですけど。ここに集まってる人たちは、子どもたちはみんな、死が終わりじゃないって思っていると思うんですね。そういった題材のシリアスなものだったので、私自身も死について考えるというよりは、人生について考えるきっかけになった作品だなと思います。


■共演者の印象
めちゃめちゃ刺激受けました。ひとりが成長すると、相乗効果がすごくて、それこそ、同世代で集まることによって、そういった化学反応みたいなものが生まれてくるのを、堤さんが予想していたとするならば、怖いです(笑)たとえばシンジロウ(新田真剣佑)が泣くシーンで、台本には泣くって書いてないのに、全員が泣いちゃったりとか、感情も感染していきました。


(リアルサウンド編集部)


    ニュース設定