嵐 櫻井翔、『THE夜会』で村尾信尚と再共演 『NEWS ZERO』で築いた“親子”のような関係性

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2019年02月23日 06:11  リアルサウンド

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 2月21日に放送された嵐・櫻井翔と有吉弘行の冠番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)に、元キャスターで経済学者の村尾信尚が出演した。櫻井と村尾と言えば、2006年から2018年まで『NEWS ZERO(現・news zero)』(日本テレビ系)で共演していたこともあり、村尾が番組卒業の際には、嵐ファンからも沢山の感謝の言葉が上がっていた。そんな櫻井×村尾の絡みをバラエティ番組で観られるとだけあって、特に注目が集まっていた今回の放送では、12年間で築き上げられたお互いの信頼関係が垣間見えるトークが繰り広げられた。


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 番組冒頭、さっそく櫻井が「私にとっては第2の父と言っても過言ではない」と村尾を紹介。そんな自分を慕ってくれている櫻井に対し、村尾は心にモヤモヤを抱えていたという。そこで「櫻井が気付いていないやらかし事件簿」というテーマの元、2人の間にあった知られざるエピソードを紹介。まず1つ目は『NEWS ZERO』の打ち上げの場で、櫻井が「今後は“櫻井さん”ではなく、“櫻井君”と呼んでほしい」と告げたことが明かされた。第2の父として、今よりももっと距離を縮めたいという気持ちが込められた言葉だったが、これに対して村尾は「父親だったら櫻井君ではなく“翔”と呼ぶべきだ」と思い、モヤモヤしてしまったという。何ともほっこりしてしまうエピソードだが、司会の有吉から「今日をきっかけに“翔”で……」と振られると、村尾は嬉しそうに「翔」と呼びながら櫻井の肩を抱いた。2人とも少し恥ずかしそうにしながらも満面の笑顔を浮かべ、スタジオは温かい雰囲気に包まれた。


 続いて、2008年の洞爺湖サミットを取材する際に道が大渋滞していた時の話に。村尾はすっかりサミットの影響だと思い込んでいたが、実際はその日に嵐のコンサートが行われることで起きた渋滞だったそうだ。そんな話題から、初めて村尾が嵐のコンサートを観に行った時に「これだけの人数で動く力が合わさると、日本も変えられる」と感じたことも明かされた。その後は、大使館公使との会食に櫻井が飛び入り参加したことや、村尾が『NEWS ZERO』のADたちを集めて開いた勉強会に、多忙な櫻井も駆けつけたことなど、まさに“櫻井翔”らしい律義さが感じられるエピソードが繰り出された。


 さらに嵐の活動休止会見の翌朝、櫻井から村尾に直接電話があったことも明らかになった。電話口で「本当は発表する前に事前にお知らせするべきだったんですが」と丁寧に説明しようとする櫻井に対し、たまたま畑で散歩中だった村尾は慌てて「移動中なんだけど……」と口にしてしまったという。そしてトークの終盤には、村尾から櫻井への「感謝の手紙」が読み上げられた。「僕は櫻井君から様々なことを学ばせてもらいました」と、報道からバラエティまで幅広く活躍する櫻井に影響され、自分自身も視野が広がったと語る村尾。そんな言葉ひとつひとつを櫻井は、頷きながら真剣な眼差しで聞いていた。しかしその手紙は「今後、日本は人口減少、少子高齢化がどんどん進みます」と続いていき、最終的には財政の借金を若い世代に担ってもらうことへの謝罪という、経済学者の村尾らしい結び方で締められた。櫻井は少し複雑そうな表情を見せるも、最後は「すごく嬉しかった」と素直に喜んでいた。


 いつもしっかりとしたイメージが強い櫻井だが、村尾氏の隣にいる櫻井の表情はどこかナチュラルで、気を許している感じが伝わってくるようだった。放送内では、村尾のInstagramのフォロワーは8割が嵐ファンであるという事実も明かされていたが、ファンたちからも愛されている櫻井×村尾氏の“親子共演”を、これからも期待したい。(渡邉満理奈)


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