NEWSのアルバムプロジェクト『STORY』が面白い ファン参加型で作られる4つ目の新たな世界

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2019年08月21日 10:11  リアルサウンド

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 NEWSの新たなアルバムプロジェクト『STORY』が、面白いことになっている。増田貴久がパーソナリティを務めるラジオ『増田貴久 MASTER HITS』(bayfm)8月16日放送回では、ファン参加型の『STORY』プロジェクトについて触れる一幕があった。


(関連:NEWS、アルバム『WORLDISTA』は“楽しい”が伝播する CDだからこそできる数々の仕掛け


「いろんな『STORY』だったり、いろんな物語みたいなものをもとに曲とか内容とか、アルバムで作っていけたらな、と思っていて……」


 ジャニーズ・エンタテイメント公式HP内にある『STORY』特設サイトには、「物語は、ファンタジーから圧倒的リアルへ。これは、みんなでつくる物語」というメッセージが掲げられ、2つの募集が行なわれている(参照:NEWS『STORY』特設サイト)。「応募内容(1)」は、“STORY”という文字の手描き画像の募集。白地の紙に自由な発想で描き、それをスマホなどで撮影して送信すればOKという、実にシンプルなもの。小さな子どもから、人生の大先輩まで、老若男女を巻き込み、みんなでワイワイと参加できそうだ。


 そして、新たに出現した「応募内容(2)」は、現実の“STORY”の募集。実際に経験した“STORY”を200文字以内で綴ったものを送信するというもの。楽しかったこと、辛かったこと、どんな出来事でも内容は自由だという。心の中にしまっていた思い出をこういう形で振り返ってみるのも貴重なタイミングだ。


 果たして、この“STORY”の手描き画像と、現実の“STORY”がどのような形でアルバムを彩るのか。また、この特設サイトに掲げられた手描きの文字は、誰のものなのか。個性的な筆跡から、すでにSNSを中心にそれぞれメンバーの誰が書いたのかを予想する盛り上がりっぷり。また、“Y”のなかに“4”が隠れているように見えるのも、想像力を掻き立てられる。


 『NEVERLAND』(2017年)、『EPCOTIA』(2018年)、『WORLDISTA』(2019年)と、“NEWS”の頭文字をモチーフにコンセプトアルバムを生み出してきた4人。“島”、“宇宙“、”バーチャル空間“へとファンをいざなってきたアルバムプロジェクトの第4弾。今のNEWSにとって大切な“4”という数字が重なる本作への期待は高まる一方だ。「次は、どんな世界を見せてくれるのか」……と、発売前からファンを楽しませている。こんな作品を作り出せるアイドルグループもなかなかいない。


 それができるのも、作家の顔も持つ加藤シゲアキ、テーマに沿った衣装を企画できる増田貴久、どんな楽曲も伸びやかな歌声で気持ちよく聴かせてくれる手越祐也、そして強烈な個性を持つメンバーを愛し、繋ぎ、まとめていく小山慶一郎のバランスの良さがあればこそ。
このアルバムプロジェクトのエンジンは、メンバーと志を共にし、“よりいいものを世の中に発信していこう“というスタッフたちの絆。そして、“イマジネーションを広げて思い切り楽しもう“というファンの想いが燃料となって、ぐんぐんと加速しているように見える。


 そして、気づく。NEWSが歩んできたSTORYこそ、圧倒的リアルでありながら、愛と奇跡に満ちたファンタジー物語であることに。きっと今回のプロジェクトは、この4人が中心となって繰り広げられる、ドラマチックなSTORYの登場人物になれるというチャンスなのだ。


 きっと、そんなチャンスを見逃すことなく、飛び込んでいく一歩こそが“人生を楽しむ“ということなのだろう。応募の締切は9月30日までと、今からでも遅くはない。いつだって今日がNEW STORYの1ページ目になる。そんなワクワクを届けてくれるNEWSの『STORY』プロジェクト、参加しない手はないではないか。(佐藤結衣)


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