ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮が共演 『ベル・カント とらわれのアリア』11月公開決定

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2019年08月21日 11:01  リアルサウンド

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『ベル・カント とらわれのアリア』(c)2017 BC Pictures LLC All rights reserved.

 映画『ベル・カント とらわれのアリア』が11月15日に全国公開されることが決定し、ポスタービジュアルが公開された。


参考:ジョージ・クルーニー監督の作家性が光る いま語られるべき映画『サバービコン』のメッセージ


 本作は、Amazonベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーに輝いた、テロリストと人質の予期せぬ交流を描いた作家アン・パチェットのベストセラー小説『ベル・カント』を映画化したもの。1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得て製作された。


 『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーアが世界的なオペラ歌手のロクサーヌ・コスに扮し、同賞にノミネートされた『ラスト サムライ』以来国際的に活躍し、ミュージカル『王様と私でトニー賞にノミネートされた渡辺謙が崇拝するコスを守ると共に、独自の美学を貫く実業家のホソカワを演じた。そしてホソカワの通訳を務めるゲン役に加瀬亮が抜擢され、日米キャスト3人が共演した。


 監督は、脚本も手がけた『アバウト・ア・ボーイ』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたポール・ワイツ。「私にとっての鍵は、脚本をジュリアン・ムーアに送り、彼女に私と一緒にこの映画を作りたいと思ってもらうことだった」とキャスティングを振り返る。さらに、「渡辺謙には素晴らしいユーモアのセンスがあり、物腰に気品がある。この映画のほとんどで、彼から目が離せないだろう」と高く評価。ほかにも『ブリッジ・オブ・スパイ』のセバスチャン・コッホや『ヒトラーと戦った22日間』のクリストファー・ランバートらベテラン俳優が出演した。さらに、ジュリアン・ムーア演じるオペラ歌手の吹き替えを、オペラ歌手、ルネ・フレミングが担当している。


 公開されたポスタービジュアルには、オペラ歌手ロクサーヌ、実業家のホソカワ、さらに通訳ゲンが並び、「彼らの運命は、その女神のような歌声に託された―。」というコピーが配された。(リアルサウンド編集部)


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