リーガ・エスパニョーラ第3節が1日に行われ、バレンシアとマジョルカが対戦。レアル・マドリードからのレンタル移籍でマジョルカに加入した日本代表MF久保建英は加入後初のメンバー入りを果たし、ベンチスタートとなった。
試合は前半終了間際の43分、ペナルティエリア内でフランシス・コクランが倒されて獲得したPKをダニエル・パレホが沈めてバレンシアが先制。57分にもハンドリングの反則で得たPKを再びパレホが沈めて、バレンシアがリードを広げた。
2点を追うマジョルカは79分、アンテ・ブディミルに代えて3枚目の交代カードとして久保を投入。18歳89日でのデビューは丸岡満(当時ドルトムント、現セレッソ大阪)の記録を破る欧州トップリーグでの日本人最年少出場記録を更新となり、リーガ・エスパニョーラでプレーした日本人選手では11人目となった。
久保は右サイドで何度かボールを受けて仕掛ける姿勢を見せたが、10分間強ではなかなか見せ場は作れず。試合はバレンシアが2−0で制した。今シーズン初勝利となったバレンシアはインターナショナルウイーク明けの次節、アウェーでバルセロナと対戦。連敗を喫したマジョルカはホームでアスレティック・ビルバオと対戦する。
【スコア】
バレンシア 2−0 マジョルカ
【得点者】
1−0 43分 ダニエル・パレホ(PK)(バレンシア)
2−0 57分 ダニエル・パレホ(PK)(バレンシア)