オリラジ中田、YouTuberラファエルと初対談! ラファエルを「令和のタモリさん」と評した理由は?

0

2019年10月13日 07:11  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

写真

 オリエンタルラジオの中田敦彦が10月9日、自身が運営する教育系YouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」に人気YouTuberラファエルをゲストに招いた動画を投稿。その中で、互いの印象やYouTubeの今後について論を交えた。


(参考:中田敦彦&カジサックがYouTubeを語る 「空気悪かったなぁ」と緊迫の初コラボを振り返る場面も


 歴史や偉人、文学、政治、経済など多岐にわたる「学び」を、中田が講義形式で提供している同チャンネル。そこで披露されている知識のほとんどが中田の「引き出し」にないもので、動画撮影に先立ってカフェにこもって関連書籍を読みふけるなど「事前学習」によって成り立っている。


 そんな勉強熱心な中田は今回の対談に当たっても、最近ラファエルが出版した自伝本「無一文からのドリーム」を精読するなど、その人物像を徹底的に調べ尽くしてきたらしく、そのうえで「ラファエルさんはタモリさんに近いのかもしれない」と分析。中田の言うラファエルとタモリの共通点は以下の通り。


(1)顔を隠している(ラファエルはお面、タモリはサングラスor眼帯)
(2)色々な仕事を経験している(ラファエルは自衛隊や営業職、タモリは喫茶店のマスターやボウリング場の支配人)
(3)けっこうオトナ


 これら3つの共通点を挙げたうえで中田はラファエルを「令和のタモリさん」と言い切った。あまりの褒めように当の本人は「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべ、「うれしいな〜それ!」と大喜びしていた。


 このように対談相手へのリスペクトを示した中田は「逆にラファエルさんは中田をどう思っているのか聞きたいんですよ」と質問し、「もう一歩上に行きたいときに、こうしたほうが良いとかあれば」とアドバイスを求めた。するとラファエルは「お世辞でもなんでもなくて、もう出来上がっちゃってるので、これ以上何っていうのが無いですよね」とズバリ。さらにラファエルは、数年前に「業界の人(芸能人など)が参入してきたら、YouTuberは一掃される」と予言していたことを引き合いに出し、「業界のプロの方が本格的に来出したな」と思ったようだ。そのうえで、「プロのスキルをもってYouTubeに入って成功しているので、これ以上変えるもなにもないですね」と強調した。


 さらにラファエルは「YouTubeの再生回数が良いのは、YouTuberが面白いのではなくスマホで見られるからだけ」と断言。加えて、テレビタレントがYouTubeに活動の幅を広げている現状については、YouTubeの市場が成熟していない今であれば、パイの奪い合いにならず、むしろ中田のようなテレビタレントに付いているファンをYouTubeに連れてきてくれるのだから、良いことではないかと持論を展開した。


 しかし一方で「YouTuberがテレビに出るのは良くないと思う」とも。「僕はそれはテレビの得にはまったくならないと思います」と、スマホで動画を視聴する層が果たしてテレビに目を向けるのかと疑問を提示すると、中田は「やっぱりデバイス論ですよね」と手を叩いた。「ユーザーインターフェイスが良いから優れているっていうところでいうと、かなり同じ意見を持っているのかなと思います」と続けると、ラファエルは「光栄です」と言い、「久しぶりに楽しいですね」とすっかり意気投合していた。


(こじへい)


    ニュース設定