MotoGPオーストラリアGP:天候の悪化により最高峰クラスの予選は中止。日曜に予選・決勝が実施予定

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2019年10月26日 14:01  AUTOSPORT web

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MotoGPオーストラリアGP:天候の悪化により最高峰クラスの予選は中止。日曜に予選・決勝開催見込み
フィリップ・アイランド・サーキットで行われているMotoGP第17戦オーストラリアGPで、予選日におけるMotoGPクラスのフリー走行4回目以降のセッションが、天候の悪化を理由に中止となることが発表された。予選Q1、Q2は決勝日に行われる予定ということだ。

 午前中に行われたフリー走行3回目は気温が低く、ときおり雨が落ちる天候。多くのライダーがセッションのほとんどの時間をピットで待機した。残り時間5分ほどになって続々とライダーたちが走行を開始。最終的に、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がトップタイムを記録した。

 2番手にはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)、3番手にはポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)がつけている。前日のフリー走行1回目で転倒を喫し、フリー走行2回目の走行を見合わせたファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)はフリー走行3回目を走行し、6番手タイムをマークした。とはいえ完全に回復しているわけではないようで、バイクを降りると足を引きずる様子を見せている。

 この日は雨粒が落ちたかと思えば青空がのぞき、さらには強い風が吹くライダー泣かせの非常に不安定な天候となった。Moto3クラスの予選Q1では、4コーナーで転倒やオーバーが相次ぎ、コースコンディションの悪化を理由にセッションが中断されている。このため、MotoGPクラスのフリー走行4回目も当初から20分遅れで始まった。

 セッション開始10分、1コーナーでミゲール・オリベイラ(KTMテック3・レーシング)がクラッシュ。ハイスピードでのクラッシュとなり、何度もグラベルを転がったオリベイラは、すぐに起き上がることができなかった。その後の情報で、オリベイラはメディカルセンターに運ばれたということだ。

 さらにセッションが残り13分を切って、コースコンディションの悪化を理由に、再び赤旗中断。確認できたところによると、ライダーたちが集められてセーフティコミッションが行われたようだ。

 その後、天候を理由に、この日のMotoGPクラス フリー走行4回目以降のセッションが中止となることが正式に発表された。MotoGPクラスの予選Q1とQ2については明日の日曜日に行われる予定で、それにともないウオームアップ走行のタイムスケジュールが変更になるという。

(更新)レースディレクションにより、MotoGP第17戦オーストラリアGPの日曜日のタイムスケジュールが発表された。変更後のタイムスケジュールは以下のとおりだ。

6時50分〜:Moto3クラス ウオームアップ走行
7時20分〜:Moto2クラス ウオームアップ走行
7時50分〜:MotoGPクラス ウオームアップ走行
8時20分〜:MotoGPクラス 予選Q1
8時45分〜:MotoGPクラス 予選Q2
10時00分〜:Moto3クラス 決勝レース
11時20分〜:Moto2クラス 決勝レース
13時00分〜:MotoGPクラス 決勝レース
※すべて日本時間

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