気象庁は6日、同庁の偽アプリをダウンロードさせようとする迷惑メールが届いたという情報が寄せられているとして注意を呼びかけた。
迷惑メールは、気象庁の報道発表を装っている。地震や津波の早期警告を受け取ることができるアプリを開発したという内容。携帯電話やPCで「地震早期警告を受信するにはアプリをインストールする必要がある」として、「Windowsアプリのダウンロード」といったリンクを設けている。
気象庁によると、現在、アプリの配布は行っていないとのこと。また、アプリのダウンロードを促すようなメールも発信しておらず、このようなメールは「気象庁とはまったく関係がありません」としている。また、迷惑メールによって金銭的な被害などを受けた場合は、速やかに最寄の警察署に被害届を出すよう呼びかけている。