「チャラ男」は脚本家・北川悦吏子が考案? 「愛していると言ってくれ」視聴者に回答

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2020年06月22日 12:42  おたくま経済新聞

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「チャラ男」は脚本家・北川悦吏子が考案? 「愛していると言ってくれ」視聴者に回答

 豊川悦司さん、常盤貴子さん主演の珠玉のラブストーリー、「愛していると言ってくれ」2020年特別版が、5月31日から4週連続で全4回にわたり、TBS系列で放送されましたが、脚本を担当した北川悦吏子さんが、番組コメントに対し「チャラ男」という言葉は自分が考えたとTwitterで回答しました。


【さらに詳しい元の記事はこちら】


 「愛していると言ってくれ」は、幼いころに聴覚を失った後天性聴覚障害者の新進青年画家と、アルバイトをしながら劇団で演技の勉強を続けている女優の卵の、ことばを超えた純粋で繊細なラブストーリー。1995年7月期の金曜ドラマ枠で放送され、最終回の視聴率は20%をはるかに超え、話題になりました。


 そんなドラマのワンシーンに、「チャラ男」というワードが出てくるのですが、視聴者が「チャラ男ってワードこの頃からあったんだ」とTwitterでツイートすると、北川さんは「私が、考えました。チャラ男。マジです」と、引用リツイートしました。


 今でも普通に使われている「チャラ男」という言葉。大流行するわけでもなく、自然に生活の中に溶け込んでいる感じがスゴイ……。北川さんがいなかったら、現在ブレイク中の人気お笑いコンビ・EXITも、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんのキャラクターも、生まれていなかったということでしょうか……。


 この投稿には、「まさに時代を作っていたんですね」「もはや定番フレーズですね」「チャラ男という呼び方って25年しか経ってないのか……」など、ファンの人たちから驚きのコメントが寄せられています。


 北川さんが考えたという「チャラ男」。的確な表現だからこそ、へんに流行せず、普通に使う言葉として浸透していったのでしょうね。一時代を築いた脚本家・北川悦吏子さんの、その才能の一端を垣間見たような気がした筆者でした。


<出典・引用>
北川悦吏子さんTwitter(@halu1224


(佐藤圭亮)


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  • 先程、全て見終わりました。健ちゃん役の岡田さんに対して栞役の矢田亜希子が行った台詞だよね。お互い好きなのに結ばれず、紘子に少しイライラしながらも涙が出てしまった��
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