ロッテの高卒4年目・種市がプロ初完封! 4番安田V打、鳥谷ダメ押し2点打

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2020年07月25日 21:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

25日、西武戦で力投するロッテ・種市篤暉
● 西武 0 − 5 ロッテ ○
<10回戦・メットライフドーム>

 ロッテは先発の種市篤暉が、9回136球を一人で投げぬき、4年目で嬉しいプロ初完封。今季のパ・リーグ完封イチバン乗りで3勝目を挙げ、チームの連敗を2でストップした。

 種市は初回、先頭の鈴木将平に三塁線を破る二塁打で出塁を許すも、直後の源田壮亮を三ゴロで打ち取り、この間に進塁を狙った鈴木将も三塁でタッチアウト。味方守備の冷静な対応にも助けられ、立ち上がりのピンチをゼロで切り抜けると、2回以降は自慢のストレートを中心にスライダー、フォークのコンビネーションで西武打線を翻弄。尻上がりに調子を上げて、スコアボードにゼロを並べていく。

 打線は相手先発・本田圭佑を打ちあぐねていたが、7回先頭の3番・菅野剛士が四球で出塁し、代走・岡大海が二盗成功。このチャンスに4番・安田尚憲が値千金の右前打を放ち、ついに均衡を破る。

 すると、続く8回に相手3番手・宮川哲を攻め立て、途中出場していた鳥谷敬の移籍後初タイムリーとなる左中間2点打など一挙4得点。マリーンズの若きエース候補の背中を押すように畳み掛けて、一気に勝負を決めた。

 種市は8回も三者凡退で片付けると、100球を超えた9回も続投。「力みまくった」と連続四球で二死満塁のピンチを招いたが、最後はスパンジェンバーグから高めのストレートでこの日10個目の三振を奪いゲームセット。笑顔で喜びを噛み締めた。

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  • 種市くんおめでとう!そして鳥谷さんダメ押しをありがとう。球場で観たかったですよ…。
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