格上セルビア代表と対戦へ…森保監督「世界で勝つ基準を確かめられる」

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2021年06月10日 12:04  サッカーキング

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日本代表を率いる森保監督 [写真]=Getty Images
日本代表の森保一監督が10日、オンライン上での取材対応を実施した。

 日本代表は11日にキリンチャレンジカップ2021でセルビア代表との対戦を控えている。前日会見に臨んだ森保監督は「強豪と試合ができることを楽しみにしているし、世界で勝つ基準を確かめられる。我々が今どれくらいできるかを計るには最高の相手と考えている。攻守にインテンシティ高く、いろいろな面でスピードもあると思う。時間・スペースがない中、我々がどれだけ上回れるかに選手にはトライしてほしい。FIFAランク25位(日本は28位)だが、実際にはそれ以上の力を持っていると思う。親善試合ではできるだけ強い相手と言っていて、そこの試合ができることは嬉しいし、感謝している」と意気込みを語った。

 セルビア代表戦のスタメンについては「全員ではないが、一部変更はあると思う」と選手の入れ替えを示唆。「U−24代表と試合をしたときのスタメンが中心になるかなと。そこからタジキスタン戦の試合を見て、何人かを入れ替えることをしていこうかと思っている」と明かした。

 日本代表では9日にFW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)が負傷のため途中離脱することを発表された。同選手の状態について森保監督は「けがの状態は、全く動けない状態ではないが、ジョギングから少しスピードアップする程度。もう少し動けるが、ここで無理をしてケガをさせてしまうと、所属チームでの来シーズンのプレーに影響するだろうし、我々にとっても戦力ダウンになりかねない。無理をすればできる状態かもしれないが、リスクを。大迫はやりたがっていたが、ここは我慢してもらい、キャリアがスムーズに歩めるように、代表でもしっかり全力でまたやってもらえるように話している」と説明した。

 続けて、「大迫がいないことは存在も大きいし、チームに痛いことではある」と大迫の途中離脱を嘆きつつ、「いつもいるかは限らない」ことも強調し、代役の選手に期待を寄せた。

「存在は大きいが、いないときの戦い方をここでまた作ることはチームにとってはプラス。タイプは違うかもしれないが、いいFWがいるし、経験を積んだり、チームで合わせてもらいながら、最終予選、その先の戦いの幅を広げるいい機会とポジティブに捉えている。選手たちは自分が負けているとは全く思っていないと思うので、良さを存分に発揮してもらい、チームに対してもそうですし、応援してくださっている方々にも示してほしい」

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