2021年12月10日、『第42回2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー』の最終選考会がオンラインで開催され、ニッサンが発売するハイブリッドコンパクトカー『ノート/ノート オーラ/ノート オーラNISMO/ノート AUTECH CROSSOVER』が日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。ニッサン車の受賞は、第32回2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した電気自動車『リーフ』以来となる。
そのほか、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーは『フォルクスワーゲン・ゴルフ/ゴルフヴァリアント』、デザイン部門賞は『BMW4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グレンクーペ/MotoGP4クーペ)』、テクノロジー部門は『ミツビシ・アウトランダー』、パフォーマンス部門賞には『シボレー・コルベット』、K CARオブ・ザ・イヤーは『ホンダN-ONE』が選出された。
令和3年、第42回イヤーカーに選ばれたニッサン・ノート/ノート オーラ/ノート オーラNISMO/ノート AUTECH CROSSOVERは、最多投票数335点を獲得。2位のトヨタ/スバル GR86/SUBARU BRZの264点、3位のホンダ・ヴェゼルの227点との戦いを制して、第42回目のイヤーカーに輝いた。
2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーの受賞に際して、日産自動車 第一製品開発部第二プロジェクト統括グループ車両開発主管の渡邊明規雄氏は、「日産自動車のコアモデルであり、“新生ニッサン”を代表するモデルである新型ノートが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞することができた喜びを、すべての関係者、応援してくれたみなさんと分かち合いたいです」
「新型ノートは、進化したe-Power、四駆システム、走る楽しさや快適生、そして高い安全技術を持ったモデルです。幅広いお客様に満足してもらうため、バリエーションが多いことも魅力です」とコメント。
2020年に3代目が登場したコンパクトモデル、ノート(E13型)。パワートレインには新世代『e-Power』を投入するとともに、エンジンモデルを廃止した。発売一カ月で月間販売目標台数の2.5倍となる2万台を達成するなど、好調な販売が続いている。
次の一手が、2021年秋に発売を開始したプレミアムモデル『ノート オーラ』の投入だ。外観は全幅が40mmワイド化され、ボディサイズは全長4045mm、全幅1735mm、全高1505mm。超薄型LEDヘッドライトとLEDシーケンシャルターンランプを組み合わせるとともに、ノート オーラ専用にデザインされたフロントグリルを採用するなど、ノートのプレミアムモデルとして“こだわり”が感じられる仕立てとなっている。
さらに、ニッサンのレース・カスタマイズ部門のNISMOが手がけているのが『ノート オーラNISMO』。こちらは2021年8月に登場。エアロやサスペンションには、NISMOの特別なセッティングが施されいる。外観は低重心なシルエットで、フロントスポイラー、ルーフスポイラー、赤いドアミラー、17インチタイヤなど専用パーツでスポーティにドレスアップされている。室内は黒と赤でまとめられ、NISMO独自のスポーティな雰囲気。アルカンターラ仕上げのステアリングホイールやドアトリムにも赤いステッチが施されている。
ノート AUTECH CROSSOVERは、ノートに追加されたSUVバージョンとして2021年10月に登場。ノートSUTECHをベースに、車高を25mmほどハイリフトし、ボディサイズは全長4045mm、全幅1700mm、全高1545mmとなっている。