横浜F・マリノスに所属するMF扇原貴宏が、ヴィッセル神戸へ完全移籍することが決定した。17日、両クラブが発表している。
扇原は1991年生まれの現在30歳。セレッソ大阪U−15、U−18を経て、2010年にトップチームに昇格。2016年に名古屋グランパスへの移籍を経て、2017年から横浜FMでプレーしている。今シーズンは明治安田生命J1リーグで32試合に出場するなど、同クラブでは在籍5シーズンでリーグ戦144試合に出場。2019年にはリーグ優勝に貢献した。
完全移籍が決定した扇原は横浜FMのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「マリノスファミリーのみなさんへこの度、ヴィッセル神戸に移籍することになりました。僕がF・マリノスに来たのは5年前です。この5年間で、チームとはどういうものなのか、本当の意味で学ぶことができました。F・マリノスには素晴らしいファン・サポーターの皆さんがいます!F・マリノスを支える素晴らしいクラブスタッフもいます!そして素晴らしい選手たちがいます!チーム一丸と言葉で言うのは簡単ですが、それを実際にできるのはF・マリノスの強みです。そんな素晴らしいチームで2019年にリーグ優勝ができたことは、僕にとって一生の宝です!大好きなF・マリノスを離れるのは本当に寂しいですが、残りのサッカー人生を悔いなく終えるためにチャレンジする道を選びました。横浜F・マリノスという伝統と歴史ある素晴らしいクラブでプレーできたこの5年間は本当に自分の誇りです。本当にありがとうございました!」
そして、加入する神戸のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「ヴィッセル神戸の皆さん、横浜F・マリノスから来ました扇原貴宏です。まずはサポーターの皆さんに認めてもらえるように精一杯頑張ります。そしてヴィッセル神戸が目標に掲げるアジアNo.1をクラブ一丸となって必ず達成しましょう」