鹿島アントラーズは3日、FW鈴木優磨がシント・トロイデン(ベルギー)より完全移籍で加入することを発表した。
現在25歳の鈴木は鹿島の育成組織出身。2015年にトップチーム昇格を果たし、公式戦通算151試合出場で45得点を記録した。2016年にはJ1リーグと天皇杯の2冠、2018シーズンにはAFCチャンピオンズリーグ制覇を達成した。
鈴木は2019年8月にシント・トロイデンへと完全移籍。2020−21シーズンのジュピラー・プロ・リーグではチームトップの17ゴールを記録した。昨年夏には移籍が噂されたが残留し、今季はここまでリーグ戦11試合の出場で2ゴール2アシストを記録していた。
鈴木は鹿島復帰に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「このたび、鹿島アントラーズに復帰することになりました。自分としては、この夏の段階でステップアップのための目標になかなか近づくことができず、同時に、一番体が動けるうちにアントラーズでプレーしたいという気持ちをずっと持っていました。ベルギーへ移籍してからもアントラーズのことは常に気にしていましたし、最近は結果が出ていない様子も見ていました」
「自分はアントラーズに関わるすべての人たちを笑顔にするため、このクラブを優勝させるために帰ってきました。もう一度カシマスタジアムのピッチに立てると思うと、今からすごく興奮しています。必ずタイトルを獲れるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」