<妊娠した高校生の後輩>10年後に妊娠。当事者になり大変さが分かった!バイト後輩への懺悔【後編】

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2022年01月11日 23:41  ママスタセレクト

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前回からの続き。10年前、私はイラストレーターになる夢を叶えたくて、ネットカフェでバイトをしながら暮らしていました。そのときにバイトの後輩が妊娠したのですが、体調不良で遅刻ばかり繰り返すように。残業や店長の嫌味など、迷惑をかけられた私はつい妊婦の後輩に冷たい対応を取ってしまったのです。……そして10年経った今、自分自身が妊婦になり、ふと当時のことを思い出しました。


大きくなってきたお腹を抱えて歩く私。妊娠はとても喜ばしいのですが、少し動くとすぐ疲れつわりもあって毎日いっぱいいっぱいです。ある日商店街でめまいを起こした私は立てなくなりました。
妊娠懺悔話 完結2
見上げると10年前にバイト先の後輩だった山本さんが立っていたのです。当時は高校3年生でしたが、あれから年齢を重ねてすっかり落ち着いた雰囲気になっていました。

妊娠懺悔話 完結3
久しぶりに2人で会話をしているうち、自然と当時の話になりました。
私「自分が妊娠してから大変さがよくわかったよ。あのときはごめんね」
後輩「私も妊娠を甘く考えてました。結局、先輩にもお店にも迷惑かけちゃって……。親にもたしなめられて、店長にきちんとわけを話して、それで辞めたんです」

実際に当事者になってみると、妊娠・出産・育児は初めて体験することだらけです。後輩に励まされた数ヶ月後、私も無事に赤ちゃんを出産。後輩は後輩で、私に迷惑をかけたことに心を痛めていたそうです。10年の時を経て、お互いに心に抱えていたわだかまりが消えていったような気がしました。

文、作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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