ママスタみなさんは、料理に油揚げを使いますか？ スーパーなどでよく販売されているため、もしかしたらお稲荷さんにしたり、焼いたり煮たりして食べている人も多いのではないでしょうか。そんな油揚げについて、ママスタコミュニティにはあるママから、このような質問がありました。
『私は、油揚げを美味しいと感じたことがありません。みなさんは、油揚げが好きですか？』
油揚げが苦手で、美味しさを感じたことがないと話す投稿者さん。人によって味の感じ方は違いますし、食べてみて「自分には合わない」と思うことだってあるでしょう。油揚げは、比較的手に入りやすく、価格もそれほど高いものではないという印象を持つ人が多いのではないでしょうか。うまく活用できれば料理の幅が広がったり、節約レシピもできたりします。しかし油揚げが苦手なママは、投稿者さん以外にもいるようです。まずはその理由を探ってみましょう。
油揚げが苦手。原因は何？
独特の食感が苦手
『私も油揚げは苦手だな。あのモシャモシャした食感が苦手』
油揚げは中身がぎゅっと詰まっているわけでないので、食べると少しボソボソとした食感に思えてしまうこともあります。歯応えがないものを食べているように感じ、独特の食感を苦手に感じるママもいるようですね。
『じゅわっとするのが苦手』
味付けをすると、吸収しただしや調味料が、油とともに口の中へしみ出てきます。それを美味しいと感じる人がいる一方で、「ジュワッ」と口の中に広がる感覚を苦手とするママもいることがわかりました。
カロリーが気になる
『なんか無駄にカロリーを摂った気分になる』
油揚げは名前のとおり油で揚げているため、カロリーが高い印象なのでしょうか。普段からカロリーを気にしている場合には油揚げを食べることで、なんとなく罪悪感を感じてしまうこともあるのかもしれませんね。
しかしちょっとした工夫が油揚げを劇的に変化させる！？
さまざまな理由から油揚げを苦手とする意見がありましたが、このようなアドバイスも届いています。
『油抜きしたら何気に美味しいよ』
『油抜きして使わないとか？ 一手間で美味しくなる』
それは「油揚げの油抜き」。油揚げに付いている余分な油が取れ、特有の油臭さも減らすことができそうです。熱湯をかけるなどするため多少手間がかかるものの、苦手としていた感覚と違ったものとしていただけるのかもしれませんよ？
『お豆腐屋さんの油揚げは軽く焼くだけでおいしいよ』
『美味しいよ。豆腐屋さんの油揚げは別物』
また、「どこで買うのかによって違ってくる」という意見もありました。ママたちによると、お豆腐屋さんなど専門的なお店の油揚げは美味しくいただける可能性があるとのこと。味であったり厚みであったりと、その店のいろいろな特徴があるのかもしれません。苦手なものだからと敬遠せず、一度その道のプロが作ったものを食べてみるのもいいのかもしれませんね。
油揚げを美味しく食べられるレシピ案！
ではママたちが、「これなら油揚げを美味しく食べられるよ！」と話すレシピにはどのようなものがあるのでしょうか？
『小松菜と油揚げの煮浸し。すごく美味しい』
まず寄せられたのは、小松菜などの青物野菜と一緒に煮浸しにする調理法。同じ青物野菜ならば、ほうれん草やちんげん菜などと組み合わせても美味しそうですよね。油揚げに味を染みこませるだけでなく、油揚げのコクを野菜に絡ませることもできるため、良い相乗効果が期待できるそうです。
『豚汁に入っている油揚げが好き』
また、味を染み込ませるという点でいえば、お味噌汁に使うのも良さそうです。汁自体に油が広がりが美味しくなるため、シンプルなものでも良いでしょうし、寄せられた意見のように豚汁をより味わい深くするために使うのも美味しそうです。
『トースターで焼いて、ネギと海苔を乗せてしょう油で食べると美味しい』
『今日おつまみに油揚げピザを作る予定』
全く違った使い方として、焼いてカリカリにして、そのままネギや海苔などをトッピングするという方法もあります。他にも簡単おつまみとして、ピザ生地のように使うというアドバイスもありました。トースターを使えば数分でできることもあり、1品足りないときのおかずにも良さそうです。
『卵を入れて巾着にしたり、納豆入れて焼いたりするのも好きだよ』
『餅巾着も美味しいよ』
その他にも油揚げを半分に切って袋として利用し、そこに食材を入れて煮たり焼いたりするレシピもいくつか寄せられました。なかに入れるものには卵や納豆、お餅や肉などさまざまなものが入れられるでしょうし、もし巾着にしたいけれど口を結ぶためのかんぴょうがない場合には、ゆでる前のパスタを油揚げにさして閉じれば代用できますよ。
新しい料理に挑戦すると、お気に入りの味が見つかるかも
油揚げの食感は、食べ方によっては少しパサパサするため、それを苦手に感じる人も少なくないのかもしれません。しかしパサつきがある一方で、汁をよく吸収する一面ももちあわせています。焼くことでカラッとさせてピザ生地などの代用をするのも良いでしょうし、煮込んだ油揚げでジュワッと口いっぱいに味付けを楽しむこともできます。投稿者さんがどのような部分を苦手としているのかはわかりませんが、もしかしたらこれまで作ったことがない料理にチャレンジすると、油揚げの意外な美味しさを発見できるかもしれません。苦手意識を克服するのは簡単なことではないですが、苦手でも食べられる素敵な一品に出会うため、ぜひ挑戦してみてください。
文・こもも 編集・古川純奈
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