羽田太河、SAGで終盤戦8レースにMoto2から参戦。肩を負傷したロドリゴの代役/MotoGP

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2022年08月13日 18:50  AUTOSPORT web

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羽田太河(Pertamina Mandalika SAG Teluru)
8月13日、ロードレース世界選手権のMoto2クラスに参戦しているPertamina Mandalika SAG Teamは、ガブリエル・ロドリゴの代役として羽田太河を第13戦オーストリアGPから最終戦バレンシアGPまでの8戦で起用すると発表した。

 羽田は、アジアロードレース選手権(ARRC)のアンダーボーンの経験を経て、2015〜2018年までARRCのSS600に参戦していた。2019年には全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスにエントリーし、2020年と2021年はFIM CEV レプソル Moto2 ヨーロッパ選手権にフル参戦した。

 さらに、2021年はMoto2クラスにもデビューして2度参戦しており、まずバリー・バルトゥス(NTS RW Racing GP)の代役で第4戦スペインGPで出場。第11戦オーストリアGPではワイルドカードでPertamina Mandalika SAG Teluruから参戦した。

 そんな羽田は今季は全日本ロードST600クラスに参戦。第1戦もてぎは2番手から優勝を飾り、第4戦SUGOはレース1・レース2ともに2位と連続で表彰台を獲得している。また、鈴鹿8耐にはAstemo Honda Dream SI Racingから出場するなどの600ccでも1000ccのマシンでも活躍を見せている。

 その彼が8月19〜21日に開催される第13戦オーストリアGPから11月4〜6日に開催される第20戦バレンシアGPまでの8戦にMoto2から参戦。もちろん9月23〜25日に行われる第16戦日本GPでも走ることとなる。

 第4戦アメリカズGPで右肩を負傷し、第8戦イタリアGPで再度痛めたロドリゴは、手術を受けて脱臼癖を治しており、完璧な状態に戻すために残りのシーズンを休戦することになっている。

 羽田は「後半戦から参戦できることはとてもうれしいです。グランプリに参加させてくれた株式会社P-UP World(ピーアップワールド)とTN45(長島哲太)に感謝しています。残りのレースで全力を尽くします」とコメントした。

 チームマネージャーのエドゥ・ペラレスは「ガブリエル・ロドリゴの後任として多くのオファーを受けたが、タイガにはすでに昨年ワイルドカードで参加してもらい、彼のプロ意識と才能にとても満足したので、このチャンスを与えることにした。これまで通り、我々はタイガを全力でサポートし、この場を借りてガブリの一刻も早い回復を祈る」と語った。

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