《今日、品川駅で、田代まさしだということだけで、新幹線の時間が迫っているのにも関わらず、こんな仕打ちを受けました》
3月31日、自身の公式インスタグラムでコメントを投稿したのは、ミュージシャンの田代まさし。動画には、駅構内で警察官2人に囲まれた田代が、荷物を開けられ、財布やポーチの中身を調べられたり、身分証を確認されたりと、執拗に職務質問を受ける姿が映っていた。
「田代さんは'80年代に『ラッツ&スター』でミュージシャンとして活躍したほか、志村けんさんに見出されたことをきっかけに、コメディアンとしても人気を博しました。しかし'00年に女性の下着を盗撮したとして、書類送検。 ‘01年以降は覚醒剤の所持などで複数回逮捕され、昨年10月に出所していました」(社会部記者)
警察官の職務質問に非難が殺到するも…
この動画を受けて、SNS上では、
《職質は仕方がないけれど、時と場所くらいは弁えてほしいよね。警察官の傍若無人の振る舞いには腹が立ちます》
《新幹線の時間迫ってて抜き打ち…これで新幹線乗れなくても何もしてくれるわけないんでしょ…》
《急いでいるときに、理不尽な警官の職務質問によく大人の対応ができたなと、とても感心しましたね》
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など、警察官の職務質問をしたタイミングに非難が殺到した。
その一方で、
《何度も捕まると、前科者も一般人も覚える。警察は前科者には職質するからね》
《盗撮や覚醒剤所持していたから当たり前。前科持ちは厳しい目で見られてる》
《ある意味有名であるが故の出来事では有り…今後も続く事は明白です》
警察を擁護する声が増えたのには昨年10月27日、出所直後の田代をとらえた動画が影響しているようだ。
田代は'19年に覚醒剤取締法違反などで逮捕され、'20年に懲役2年6か月(うち6か月は保護観察付き執行猶予2年)の判決で服役していた。そして、福島刑務所から出所する際、件の動画が撮影されたのだが、
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「韓国では出所の際に真っ白い豆腐のように生まれ変わるという意味で、豆腐を食べるのですが、それを田代さんがやるという内容。ですが、豆腐を持っている田代さんの手がかなり震えてしまっていました」(同・スポーツ紙記者)
『週刊女性PRIME』はこの症状について、薬物などの依存症に詳しい新潟青陵大学大学院の碓井真史教授を取材していた。「環境の変化によって生まれた不安やストレスなどが要因ではないか」という結論に至ったのだが、SNS上では《禁断症状が出ている》という声がいくつも見受けられていたのだ。
さらに、今回の“職質”動画は思わぬ方面へ。
男性スタッフの態度にも飛び火
《スタッフの態度はどうかと思う マーシーのイメージ悪くなっちゃう》
《一緒にいる人、警官に態度悪すぎ》
《このスタッフはマーシーの為に連れて歩いてほしくない!》
マーシーの男性スタッフへの非難も殺到しているのだ。田代は警察に対し穏やかに対応している一方で、この男性は
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「謝るくらいだったら最初からするなよ」
と、警察に悪態をついていた。
これまでの経験を通して、薬物中毒者への復帰支援活動を行ったり、『マーシーの薬物リハビリ日記』を出版するなど、更生に励んでいる田代。職務質問はあくまで任意なので拒否することもできたはず。“ランナウェイ”せずに淡々と警察官の求めに応じた田代の姿は、彼の更生を信じているファンにも心強く映っただろう。