プロフィギュアスケーターの安藤美姫(35歳)が、4月5日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。9歳の女児を育てるシングルマザーとして、“隠れ教育費”について自身の考えを語った。
その他の大きな画像はこちら
番組はこの日、公立の小中学校では授業料無償としながらも、制服や給食などが保護者負担となっている“隠れ教育費”の実態について紹介。
番組MCを務める安藤は「教育はお金がかかるのが当たり前で、無償といわれてもお金が必要だと思い込んでいた」とコメント。しかし、ゲスト出演した保護者から「入学金以外に25万円支払った」などと、“隠れ教育費”の実態が明かされると、安藤は驚いた表情を見せた。
また、議論の中で「少子化対策を進める中では、教育費の負担は最も改善しなければならないポイント。全額無償化が大前提」「サービスとして無料とそれ以上の線引きをするべき」など意見が出た。
さまざまな意見を受けて、安藤は「私はシングルマザーだから裕福な家庭ではないけど、子どもに不自由がないように、必要な教育費を頑張って払ってきた。だから支払いに疑問を感じてこなかった。このような議論をすることで、将来的には教育費のさらなる負担軽減につながると期待したい」と話した。
さらに、“隠れ教育費”の中に、学校指定の制服や体操着の費用が含まれていることにも話が及ぶと、安藤は「みんなが同じものを着ている中、1人だけ違うものだと、いじめに繋がる可能性がある」と懸念を示した上で、「私の時代は、体操着としてブルマを着用していたが、成長が早い子の中には短パンを履いている子もいた。それに対して、男子生徒が『なんでお前だけ違うんだよ!』とからかうことがあり、嫌な思いをしていた子もいたと思う」とコメント。続けて「いじめの原因を減らすことができるのなら、学校指定のものを購入するメリットもある。一方で、保護者に負担がかかるというデメリットもあるんですけど」と、このテーマの難しさを訴えた。
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20230478580.html