◆ NPB時代は苦手だった左腕から5戦ぶりの一発!
レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が2日(日本時間3日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「6番・指名打者」で先発出場。4回の第2打席にブルージェイズ先発の菊池雄星投手(31)から5号ソロを放った。
NPB時代は対戦打率.115と抑え込まれた左腕とメジャーでは初対戦。2回の第1打席は二ゴロに倒れたが、2点リードの4回に快音を響かせた。一死無走者の場面でカウント3−1後の95.3マイル(約153キロ)低め直球を強振。右翼後方へ高々と舞い上がった打球は右中間フェンス裏のブルペンに着弾する5号ソロとなった。
ベンチに戻ると、恒例のビニールダンベルを持ち笑顔。この一発で連続試合安打をメジャートップの「12」に伸ばした。
レッドソックスは5回表、先発のホウクが一挙に6点を失い3−6と逆転されるも、その裏に再び菊池を攻略。3番・レフスナイダーの左前適時打で2点差に迫り、菊池をこの回途中でノックアウトした。なおも二死二、三塁と好機は続き打席には吉田。2番手右腕・ポップから左前適時打を放ち、今季10度目のマルチ安打をマークした。
ブルージェイズの菊池は4回1/3で93球、2被弾含む9安打5失点、2奪三振1死球の登板結果。勝敗はつかず、防御率は4.02となった。