6月16日は無重力の日です。
「む(6)じゅう(10)りょく(6)」の語呂合せが由来で、かつて地下無重力実験センターが存在していた北海道上砂川町が制定した記念日となっています。
日常生活の中で重力を意識することはあまりありませんが、アニメには重力にまつわるキャラクターが複数存在します。重力を自由に操ることができたり、重力が強い特殊な環境にいたり、逆に無重力空間をプカプカと漂っていたり……。
そこでアニメ!アニメ!では「“重力”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。5月31日から6月7日までのアンケート期間中に2230人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約75パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■今年新作が放送されたタイトルがトップ3を独占!
第1位
1位は『文豪ストレイドッグス』の中原中也。支持率は約61パーセントで、2年連続トップとなりました。
「異能力『汚れつちまつた悲しみに』は相手や自分の重力を操作して、宙に浮いたり、地面に叩きつけたりと多種多様な攻撃を見せるから。力を解放した『汚濁』形態で放つ重力子弾のブラックホールのインパクトが凄まじい。『汚濁』になると本人も理性を失って、犬猿の仲である太宰にしか止められないところにロマンを感じます!」や「ポートマフィアの五大幹部。『重力に潰されてみるか?』というセリフから好戦的な性格があふれ出ている。漢気のある兄貴分キャラだけど、口では太宰に勝てないところは可愛らしい」と自分ですら制御不可能な技の持ち主が今年も1位に。7月から第5シーズンの放送が控えています。
第2位
2位は『僕のヒーローアカデミア』の麗日お茶子。支持率は約6パーセントで、こちらは2年連続の2位でした。
「個性の名前が無重力(ゼログラビティ)。触った物や人を浮かせたり、自分自身が浮いたりできる便利な能力です。頑張り過ぎると酔ってしまうという欠点も、ほんわかしたお茶子ちゃんらしいから」や「重力キャラといえば重力を付加するイメージが強いが、お茶子は逆に重力を無くすキャラなので印象深い」とバトルアニメのヒロインが登場。「6期24話『未成年の主張』のエピソードに感動しました」と彼女が活躍する話数が今年放送され、感動したというコメントも複数届いています。
第3位
3位は『マッシュル-MASHLE-』のランス・クラウン。支持率は約5パーセントで、昨年の同率11位からランクアップしました。
ランス・クラウンは魔法学校イーストン校で学業成績トップクラスの優等生。読者からは「重力魔法・グラビオルの使い手。魔法の発動シーンが迫力満点でカッコ良く、周囲からも認められている実力者だから。だけど妹のアンナを溺愛していて重度のシスコンというギャップが面白い」や「第4話のバトルシーン。マッシュですら動けなくする重力魔法を涼しい顔で繰り出す姿に惚れた!」とクールキャラがランクイン。妹を何よりも大切にしているという深すぎる愛情も魅力です。
■そのほかのコメントをご紹介!
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』ヤマト・命には「重力魔法・フツノミタマを使って捨て身の攻撃を繰り出して、仲間を援護する勇ましさに痺れる」。
『東京アンダーグラウンド』チェルシー・ローレックには「重力を浮くために使うのではなく、重力波で叩きつけたり、パワーを放出したりと、頼れる戦闘スタイルに憧れました。守られヒロインより戦うヒロインの方が好き」。
『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』エンリコ・プッチには「スタンドが進化する過程で重力を操る能力を得て、天地をひっくり返したり、物体を裏返したりと、従来にはないような戦い方をしていて面白かったから」。
『TIGER & BUNNY』ライアン・ゴールドスミスには「劇場版だけかと思いきや、第2期にも登場してファンを沸かせてくれました。重力で相手を押しつぶしての決め台詞『俺のブーツにキスをしな」がカッコイイ!」と第2期が地上波で放送中のタイトルからランクインしました。
2023年版では『文スト』中原中也が大差でトップに。ライバルや敵役など、主人公に立ちはだかる強キャラたちが複数ランクインしており、重力という能力の曲者感が際立つ結果となっています。
■ランキングトップ10
[“重力”キャラといえば? 2023年版]
1位 中原中也 『文豪ストレイドッグス』
2位 麗日お茶子 『僕のヒーローアカデミア』
3位 ランス・クラウン 『マッシュル-MASHLE-』
4位 藤虎(イッショウ) 『ワンピース』
5位 ブラゴ 『金色のガッシュベル!!』
6位 広瀬康一 『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』
7位 シキ・グランベル 『EDENS ZERO』
8位 エンリコ・プッチ 『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』
9位 ライアン・ゴールドスミス 『TIGER & BUNNY』
10位 サンズ 『Undertale』
(回答期間:2023年5月31日〜6月7日)
■ランキングトップ20
[“重力”キャラといえば? 2023年版]
1位 中原中也 『文豪ストレイドッグス』
2位 麗日お茶子 『僕のヒーローアカデミア』
3位 ランス・クラウン 『マッシュル-MASHLE-』
4位 藤虎(イッショウ) 『ワンピース』
5位 ブラゴ 『金色のガッシュベル!!』
6位 広瀬康一 『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』
7位 シキ・グランベル 『EDENS ZERO』
8位 エンリコ・プッチ 『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』
9位 ライアン・ゴールドスミス 『TIGER & BUNNY』
10位 サンズ 『Undertale』
11位 チェルシー・ローレック 『東京アンダーグラウンド』
12位 ダンテ・ゾグラティス 『ブラッククローバー』
12位 ニュートン 『リィンカーネーションの花弁』
14位 カレラ 『転生したらスライムだった件』
14位 ホライゾン 『Apex Legends』
16位 古里炎真 『家庭教師ヒットマンREBORN!』
17位 ヤマト・命 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
18位 吉良イヅル 『BLEACH』
19位 ハーツ 『ドラゴンボールヒーローズ』
20位 一方通行 『とある魔術の禁書目録』
20位 シグマ 『オーバーウォッチ』
20位 ペイン 『NARUTO -ナルト-』
20位 ミス・バレンタイン 『ワンピース』
(回答期間:2023年5月31日〜6月7日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。