中日、56勝82敗5分の借金「26」で今季終了… 池田親興氏「何を強化するべきなのかは明確だと思う」

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2023年10月04日 07:06  ベースボールキング

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◆ 「来季は楽しみなチーム」

 中日は3日、巨人とのシーズン最終戦(バンテリンドーム)に1−3で敗戦。自力での5位確保のチャンスを逃し、順位決定は4日のヤクルトの試合(阪神戦)の結果次第となった。

 先発の小笠原慎之介は初回、5番・大城卓三に適時二塁打を浴び2点を許す。その後は、毎回走者を背負いながらも粘りの投球を続けたものの、打線の援護なく、6回102球、2失点で降板。

 打線は8回、無死満塁のチャンスで1番・岡林勇希の遊ゴロ併殺の間に1点を返すのがやっと。昨季に並ぶ球団ワーストタイ記録の26度目の完封負けは逃れたが、シーズン最終戦を勝利で飾ることはできなかった。


 56勝82敗5分でシーズンを終えた中日について、3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の高木豊氏は「厳しいシーズンにはなりましたけど、投手でいうと梅津、根尾、仲地など若い選手が出てきましたよね。野手でも若い選手が出てきているので、来季は強くなると私は思っています」とコメント。

 また同番組に出演した解説者の池田親興氏は「チームが変われる要素はあると思います。チーム防御率はリーグ2位の数字ですけど、得点数はワースト、さらには失策数も多いということで何を強化するべきなのかはしっかり分かっていると思います。野手がどうやって守るのか、どのように打線を繋いでいくのか、ちゃんと監督の頭の中で考えているとは思うので、来季は楽しみだなと思います」と課題について言及しつつ、来季のチームに期待を込めた。


 借金26でシーズンを終え苦しい時期が長く続いた今季の中日。だが若手の台頭も多くみられただけに、来季は新たな立浪ドラゴンズが見られることに期待したいところだ。 


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

このニュースに関するつぶやき

  • 失策の多さと、バッテリーエラーや与四球の多さから来る、先発投手の球数の多さ。荒木西山が責任取るのはわかるし、大野堂上コーチには期待したい。
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