○ ソフトバンク 5x − 4 西武 ●
<6回戦・みずほPayPay>
ソフトバンクは2点を追う土壇場9回、二死一、二塁で3番・柳田が劇的なサヨナラ3ランを放ち今季最長の6連勝。今回の西武3連戦は第1戦、第2戦でもサヨナラ勝ちしており、3試合連続サヨナラ勝ちはプロ野球タイ記録となった。
2点を追う最終9回、柳田は二死一、二塁で西武の守護神・アブレイユと対戦。「とくにかくつなげようと思っていました。軽打したんですけど芯に当たってよかったです」と振り返った打球は、右中間テラス席に飛び込む第2号の逆転サヨナラ3ランとなった。
スタンドインした打球を見届けると、ガッツポーズを繰り返しながらダイヤモンドを一周。興奮冷めやらぬなかお立ち台に上がり、「ホント奇跡が起きたので、その奇跡を目の当たりにして、うらやましいです」と話し笑いを誘った。
今季初勝利を目指す先発・スチュワートは、2本の本塁打を浴び6回5安打4失点(自責点1)で降板。それでも7回からは又吉、ヘルナンデス、長谷川が1イニングずつゼロを刻み劇的勝利を呼び込んだ。
勝利投手は9回表の1イニングを完璧に抑えた4番手の長谷川。昨年12月の現役ドラフトで日本ハムから移籍してきた左腕は、これがうれしいプロ初白星となった。