限定公開( 13 )
2009年6月25日に急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんが、死亡時に5億ドルを超える負債を抱えていたことが分かった。全身麻酔にも使われる強力な鎮静剤プロポフォールの過剰摂取による心臓発作で50歳の若さで亡くなったジャクソンさんの遺産管理団体が、21日に裁判所に提出した新たな文書で明らかになったと米ピープル誌などが伝えている。
遺産管理人の弁護士報酬と2018年7月1日から同年12月31日までの費用を申請するための文書に記されていたものだという。
ジャクソンさんは、英ロンドンで開催予定だった復帰公演に向けてロサンゼルスでリハーサルを行っている最中に亡くなった。
ロサンゼルス・タイムズ紙によると、ジャクソンさんは慈善団体への寄付や贈り物、旅行、美術品や家具、宝石に多額のお金を費やしていたといい、法外な浪費のため年間3000万ドルの借金を返済する必要に迫られていたという。
93年から借金が膨らみ始め、98年までに1億4000万ドルの負債を抱えていたといい、負債の一部は極めて高い利率で利子がつき、債務不履行になっているとされる。
|
|
また、ジャクソンさんは現在も世界中で6件以上の訴訟が係争中であり、遺産管理人に対しても65件以上の債務者から訴訟が起こされているという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。