54歳宮迫博之、キックボクシング初挑戦で敗戦 50歳PTA会長に屈する

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2025年02月11日 14:31  日刊スポーツ

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1回、若林元樹(右)と打ちあう宮迫博之(撮影・野上伸悟)

<RISE:VOA>◇11日◇東京・大手町三井ホール



宮迫博之(54=TARGET SHIBUYA)がキックボクシングに初挑戦し、大会への参戦経験を持ち、初勝利を目指したPTA会長の若林元樹(50=トイカツ道場)と2回戦(1分30秒、67・5キロ以下契約)で対戦。2回をフルに戦い抜き、0−3(19−20、18−20が2人)の判定で敗れた。


宮迫は、入場時から「宮迫頑張れ」「100万円あげるぞ」「宮迫ですッ!」などと声援を浴び、リング上でガッツポーズした。そして、格闘技歴8年の若林を向こうに、開始早々、左前蹴りを仕掛け積極的に攻めて出た。ただ51秒で、右ミドルキックをキャッチされ、体勢を崩されリングに倒された。1分22秒には、ニュートラルコーナー付近で右フック2発をねじ込むも、逆に1分32秒には若林の右、左、右と繰り出すパンチの連打を浴び、足が止まった。それでも、1分43秒にはバックハンドブローで応戦し、持ちこたえた。


2回は、逆に開始早々に若林の右前蹴りを食い、45秒にも左右の連打を食った。その後も若林の連打を断続的に浴び、防戦に追い込まれたが、1分13秒に右ローキックで反撃。同22秒にコーナーで連打を食うと、残り10秒の段階で、もみ合いの中、若林の後頭部を加撃するラビットパンチの反則でタイムがかかった。その後、試合が再開されるも、両者ダウンなく終了。宮迫は退場が告げられると、やり切ったかのような笑みを浮かべながら、やや足を引きずってリングから降り、退場した。


宮迫は、今年1月5日に自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」で配信した24年8月に収録した動画の中で、元放送作家で実業家の鈴木おさむ氏(52)からRISEへの参戦を提案された。「宮迫ですッ!」の再生回数が低下していることが理由だった。鈴木氏からは「半年でも1年でもいいけど、運動神経いいし、めちゃくちゃ頑張って半年後に大会に出るということとかを、宮迫さんが見せてくれたら、応援するおじさん、頑張って欲しいという人も増えると思う。そういうことをやったりとかしないと本当に変わらない気がします」と懇々と説明された。


宮迫は「格闘技、1回、ほんまにやろうかなっていうのがあったんですけど、嫁に泣きながら『離婚する』って言われたんで、いくら説得しても多分、無理やと思うんですよ」と、以前に妻から格闘技への挑戦を猛反対されたと告白。ただ、今回は妻に「膝当てとか全部、あるしグローブも通常より大きい。大丈夫だからということも説明し、OKをいただきました」と、安全管理面も問題ないことを伝え、キックボクシング挑戦の許可を取ったと説明した。


24年10月に練習を開始し、元RISEヘビー級1位の羅王丸がトレーナーについた。ただ、高校時代のサッカーで損傷した両膝の具合が悪く、水中でのトレーニングを駆使するなど、練習から試行錯誤を余儀なくされた。さらに、24年末にインフルエンザに感染して仕事を全てキャンセルするほど体調を崩し、練習もままならず試合延期の危機もあった。


それでも、試合前々日の今月10日に配信した動画では、ワークウエアブランド「UNIVERSAL OVERALL」に、特注でキックパンツを作ってもらったことを報告。「宮迫ですッ!」の刺しゅうを見て、笑みを浮かべた。さらに、品川庄司の品川祐(52)と庄司智春(49)と練習し、元キックボクシングのISKA世界ライト級王者で格闘家の皇治(35)との特訓の様子も紹介していた。

このニュースに関するつぶやき

  • 完全に迷走してるな。ライブもできないなのかな。
    • イイネ!15
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