北川景子、第2子を出産後、初の連続ドラマで主演 子どもを亡くし復讐誓う母親役『あなたを奪ったその日から』4月スタート【コメントあり】

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2025年03月02日 06:00  ORICON NEWS

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4月スタート『あなたを奪ったその日から』で主演を務める北川景子(C)カンテレ
 俳優の北川景子が4月スタートのカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』で主演を務めることが発表された。食品事故で子どもを失い、復讐する母親役を務める。

【写真】暗い雰囲気漂う復讐誓う北川景子&その相手となる大森南朋

 本作は、自分の犯した罪に苦しみ、葛藤し、周囲を巻き込みながらも強く生きていく主人公を描く。相手への憎しみから始まったはずの復讐だが、その中では図らずも新しい形の愛情が芽生え、予期せぬ展開へと進んでいく。怒涛(どとう)の展開で描かれるサスペンスフルな物語。10年前に食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川)は、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)を恨むなか、図らずも旭の子どもを誘拐してしまう。復讐を果たそうとする紘海だったが、その誘拐には大きな誤算があった…。

 北川が演じる紘海は、3歳の娘を育てるごく普通な母親だった。しかし、突然起きた食品の事故で最愛の娘を失い、人生が一変。それから、憎しみのあまり、結城旭(大森)の周りをうろつき、やがて旭の子どもを誘拐してしまう。そんな紘海からは、狂気さえ漂い始める。

 事故を起こした結城旭を演じるのは、大森。惣菜店を経営しながら、離婚した妻が残した娘2人と暮らしている。しかし、惣菜店で販売していた食べ物を口にした女の子が死亡する事故が発生。事故の原因がはっきりとしないまま、会社は廃業に追い込まれる。そんなある日、3歳の次女が行方不明になってしまう。

【コメント】
■北川景子
――オファー受けた時の気持ちを教えてください。
個人的には2人目の子どもを出産して初めての連続ドラマになるので、オファーをいただいたときは「できるかな」という気持ちもありましたが、すごくうれしかったです。

――脚本を読んだ感想は?
復讐のために誘拐した女の子に対して本当の親子のような愛情が生まれてきてしまったりだとか、復讐相手の男性にも子どもを思う気持ちや人としての温かみがあるんだということを気付いてからは、復讐だけに一直線に行けなくなってくる紘海という人がいて、自分の気持ちが時には、コントロールできなかったり予測できなかったりするところがすごくリアルだなと思っていて、人間の時には美しくない感情もリアルに描いてると思うので、そこをリアリティーを持って表現したいと思いました。

――作品のどんなところを視聴者に伝えたいですか?
人間ってやっぱりいろんな面があって、そのすべてがうそじゃなくて本当だよねというところに共感していただけると思いますし、誤っちゃいけないんじゃなくて、誤ったときに自分なり、人とどう向き合うかのヒントがこの作品にはあると思って演じてるので、そのあたりを見ていただけたらうれしいと思います。

――共演する大森さんの印象はどうですか?
優しいし明るいです。見ていて印象的なのは、スタッフの方からも「かっこいい」と言われていて、同性から見ても異性から見てもかっこいい方だなと思います。

■大森南朋
――オファー受けた時の気持ちを教えてください。
一昨年大河ドラマで北川さんとご一緒だったので、またご一緒にできるのはうれしく思いました。

――脚本を読んだ感想は?
完成されていたので、読み物としてすごく楽しく読ませていただいたんですが、内容がハードと言いますか、重たいところがあるので、自分も子供がいるのでグッとつらいものを感じました。エンターテインメントとしてすごくよくできてる脚本だと思いました。

――作品のどんなところを視聴者に伝えたいですか?
子を持つ親の葛藤と人間味の部分をうまく表現できればなと思いながら日々演じています。

――視聴者の方にメッセージをお願いします。
すごくよくできた作品になると思いますので、僕も今楽しみながら、自分自身がどうなるのか、北川さんがどうなるのかと思いながら撮影しております。4月、ぜひ、楽しみにしてください。よろしくお願いします。

■企画・水野綾子(共同テレビ)
家族・親子において「血のつながりがあるか否かはさほど重要なことではない」し、「どんなに愛情のない親の元に生まれても、一緒に多くの時間を過ごす人がいれば本当の家族は作れる」…私はずっとそう思っていて、作る作品に常にそういうメッセージが(無意識に)含まれてしまうのですが、今回はそれに加え「(人を)悪人だと決めつけて見るとどうやっても悪人にしか見えないが、ちょっと角度を変えて見るだけで全く別の見え方に変わったりする」という“人間の先入観”もテーマにし、サスペンス要素を織り交ぜた本を作りました。北川さんも大森さんも日々期待以上の熱いお芝居をしてくださり、毎日感激し、たまに泣いたりもしながら撮影を見ています。

■プロデューサー・三方祐人(カンテレ)
「許す、とは」―。撮影までの準備期間中に、一番考えた事かもしれません。この物語では、多くの人が間違え、道に迷い、つまずきます。そんな時、何を考え、どう行動するのか…?「許す」とは何なのか…?息を呑むサスペンスフルな展開とともに、「許すこと」についても、大切に、丁寧に紡いでいきます。現場では…日々、北川景子さん、大森南朋さんが極上のお芝居をしてくださっています。この街のどこかに、紘海が、旭が暮らしているのではないか?悩んで、葛藤して、時には泣き、笑いながら生きているのではないか?と思えるほど…。4月から始まる二つの家族の物語。最後まで見守っていただければ幸いです。

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