今月24日から交付が開始される“マイナ免許証”への移行作業のため、警察庁の「運転者管理システム」が22日から2日間、全国で一斉に停止されることが分かりました。
今月24日から交付が開始されるマイナンバーカードと運転免許証が一体化した“マイナ免許証”。
マイナ免許証への移行作業のため、警察庁の「運転者管理システム」が今月22日と23日の2日間、運用を停止することが分かりました。
業務日にこのシステムを停止させるのは、1969年に運用開始して以来、初めてだということで、休業日の22日と同様に23日も各種の手続きを行うことができません。
「運転者管理システム」は、免許証の新規交付や更新のほか、交通違反の記録や累積点数も管理するなど、運転免許に関する事務を適切に行うための警察独自のネットワークで、日本の運転免許証を持っているおよそ8200万人の情報が登録されています。
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マイナ免許証への移行作業は、各都道府県の免許証作成に必要な機械などを「マイナ一体化プログラム」に切り替える作業が中心で、全国で一斉に作業を行うとしています。
マイナ免許証は、マイナポータルを所管するデジタル庁などといった外部組織のシステムとの連携を必要とするため、警察庁はおよそ2年間にわたりプログラムの大規模な改修を行ってきました。
警察庁の幹部はマイナ免許証について、「免許制度の大転換」と述べ、24日からの運用に向けて万全を期すとしています。
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