映画『火垂るの墓』(C)野坂昭如/新潮社 スタジオジブリのアニメーション映画『火垂るの墓』が、8月15日に日本テレビ系「金曜ロードショー」にて放送されることが決定した。終戦から80年を迎える同日に、7年ぶりに地上波で放送となる。
【画像】見るの辛い…ドロップのシーン 公開された『火垂るの墓』場面カット 『火垂るの墓』(1988年公開)は、野坂昭如氏の直木賞受賞短編小説を原作とし、スタジオジブリの共同設立者である高畑勲氏が監督を務めた。第二次世界大戦末期の神戸を舞台に、戦災孤児兄弟の悲劇的な運命とこの時代の恐怖を描いた作品。
神戸の大空襲を体験した野坂昭如氏による直木賞受賞小説を原作にした珠玉の名作で、第二次世界大戦当時の神戸を舞台に、懸命に生きようとした兄妹のいのちを描いている。
また、動画配信サービス「Netflix」では『火垂るの墓』を、7月15日より、日本国内でも視聴可能に。スタジオジブリ作品がNetflixで日本国内に配信されるのは、今回が初となる。
世界中の視聴者に向けて日本発アニメの魅力を届ける取り組みの一環として、海外のNetflixでは2020年からスタジオジブリ作品の配信を開始。『火垂るの墓』は、24年9月16日より独占配信され、配信初週には「Netflix週間グローバルTOP10」(映画・非英語部門)で第7位にランクイン。1988年に公開された作品でありながら、海外のSNSでは感動の声が相次ぎ、世界中で改めて大きな注目を集めていた。