大型の台風9号は「強い」勢力に発達 小笠原諸島への影響必至

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2025年07月27日 08:43  日本気象協会

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大型の台風9号は今日7月27日(日)午前3時に「強い」勢力に発達しました。今後も北上を続けて、28日(月)頃には小笠原諸島付近に最も近づく見込みです。今後の情報にご注意下さい。

大型の台風9号が「強い」勢力に発達

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大型の台風9号は今日7月27日(日)午前3時に「強い」勢力に発達しました。

中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sとなっています。台風の強さは最大風速で決まり、「強い」勢力とは強い方から3番目の勢力です。

台風9号はあす7月28日(月)頃には小笠原諸島に暴風域を伴って接近する見込みです。少なくとも31日(木)頃まで台風の影響を受ける恐れがあり、強風や高波、大雨の影響が長引く恐れがあります。

本州付近には台風の直接の影響はないものの、関東の沿岸などは来週は波が高くなる恐れがあります。最新の情報にご注意下さい。

台風が近づく前の対策 暴風に備えて

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台風の暴風が怖いのは、いざ暴風になると、身動きが取れなくなるということです。そこで、暴風に対して、事前に3つの点について、確認したり、備えたりしておく必要があります。

1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。

2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。

3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。

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  • みんなで扇風機をベランダに出して、最高風速で台風を撃退しましょう!無理だな (泣)!
    • イイネ!4
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